こんばんは。

稲葉の白兎です。

ミステリのブロガーです。

どうぞよろしく。

江戸川乱歩に始まり松本清張で終わった、
終わってないですけど、
ついに稲葉の白兎めは、3次元ミステリを体験いたしました。

むしろ、推理小説を読まない人が参加してもおかしくない「東京ミステリーサーカス」の
ミステリイベント。

そんな連日のショックから、
「西郷どん」を書くのが遅れてしまいました。

もう10月に入り、
大河ドラマは最終章に向けて
突っ走ります。

西郷さんの最終章は西南戦争です。

戦国時代で言うなら関ヶ原の戦いですね。

「翔ぶが如く」と違って
ずいぶんと維新まで時間がかかってしまいました。

大政奉還以来、
大久保を見かけなくなりました。

どうしても内部工作というのは地味なものです。

西郷さんは
派手な錦の御旗の前線、

大久保どんは、岩倉具視・島津久光らへの調整ですからね。

2人が直接会うことも少なくなります。

賊軍・徳川の残党を会津に追い詰めて、
戦の目鼻が立ったころ、
ひさびさに西郷は大久保に会いました。

手応えを感じていた大久保は、
旧友・盟友の西郷が面会を求められ、

ねぎらい→今後の新政府

について、てっきり話がされるものと
思ってました。
それでなくても嬉しい西郷さんとの面会。

なのに

「辞めたい」。

は?
なんじゃ、それ。
何を言う。

大久保にとってそれは、
本当にわけのわからないことです。

西郷側には、
薩摩藩はもちろん、可愛い弟が死んだというのが
大きいとは思います。

矢継ぎ早に多くのものを破壊し
失くした西郷。
龍馬、慶喜、篤姫‥
家庭も無事ではありません。
家族にしわ寄せが来ています。

でも‥

大久保には関係ないこと。

喫茶店に恋人に呼び出され、
久々のデートかと思いきや
別れ話。
(つД`)ノ

一方的に話して帰った西郷。

2人だけに通じる思い出の品を返された大久保は
それを見て、
西郷が、本気で別れ話をしにきたんだと分かります。

ゲラゲラ笑います。

怖いです。

ざけんなよ!!

私も西郷はちと勝手すぎると思います。

これが最初の破局。
西南戦争へのカウントダウンです。