こんばんは。
ミステリ案内人・稲葉の白兎です。
ミステリ大好き!
文学はキライ。
でも、面白いものは読みます!
夏目漱石「こころ」
有名すぎる「こころ」。
若い時に読んだ時と、
感想が違うのが自分でも驚きです。
恋に破れ死を選んだ登場人物。
最初は
そういう、目につく現象ばかりに囚われていました。
「心の動き」について無頓着。
現代はさすがにK氏のような人物は皆無で
共感を得にくいと思われますが、
考えてみる価値はあります。
ボーイズラブ💙
という見方をする人もいるようです。
いい作品かどうかは
沢山の解釈ができる
という以外に、
読んだ時どきで、
感想が変わる
というのも一つの基準です。
推理小説の感想は、
時空を経ても、私の場合、大幅には変わりません。
同じトリックに引っかかる
特に犯人を当てられなかった場合、
そういうことになります。
犯人を当てた場合。
ミエミエのバレバレじゃないか〜〜!!
稚拙に思えます。
当てられない時は、犯人を忘れてしまうのです。
犯人が思い出せない作品、多数あり。笑
松本清張「ガラスの城」
実は犯人忘れてました。
再読‥また引っかかりました。(笑)
10年経ったら忘れて引っかかるのでは?
松本清張の場合。
再読「霧の旗」
柳田桐子‥ヒドイ。悪女。
弁護士かわいそう
20年後の今
柳田桐子‥特に悪くもない
弁護士かわいそうだけど、自業自得。
桐子にもう少し親切な対応してたら‥
感想がコロコロ変わる作品‥良い作品?
経験積むと、同じ話でも
受ける感情が変わるんですね。
変わることを期待して読むというのもあります。
松本清張センセの作品は、
再読したいものが多数あります。