こんばんは。

どうも、稲葉の白兎です。

ミステリ紹介のブログです。

昨日は
明治の文豪・夏目漱石の「こころ」と

社会派推理小説家の
昭和の文豪・松本清張の「ガラスの城」が
似ている話をしました。

「わたし」など2人以上の
手紙&手記による
一人称で書かれた小説である!

ドロドロ愛欲のもつれ
独りよがりの文章

なぜ夏目漱石かと言うと、

最近買った明治の文豪イケメンパラダイスマンガ
「文豪失格」
に、漱石センセはお出になられてます。

いろんな意味でリーダー的存在。

「文豪失格」には8人ぐらい
明治の文豪が出てきて、
男なのにお互いの作品のことできゃっきゃと騒ぎます。

明治の文豪といえば、
漱石のほかに
森林太郎こと森鴎外がいますよね。

漱石に匹敵する文豪。

なのに

モリリンはこれっぽっちも出てきません。

なぜ??

代表作「舞姫」は高校の教科書に登場し、
アタクシが唯一あらすじを細部まで覚えている
作品。

モリリンの写真、見てください。

イケメンですよ!

文豪パラダイス「文豪失格」には、
十分過ぎるくらいの
ホンモノのイケメンなのに

なぜ登場しないんだ?

キャラが違い過ぎる

同人の中ではきっと浮くだろう。

モリリンの研究に没頭したのが
松本清張。

作品批判じゃありません。
多重人格的な彼の性格・暮らしぶりや仕事関係の
エピソードに興味を持っているのです。

さすがは清張センセ。
目の付け所が違う。

清張センセは、
森鴎外の作品ではなく、
彼個人の

性格、家族、背景、
を出来るだけ集めて

「評伝」なるモノを書いています。

「ある小倉日記伝」
「鷗外の碑」

など。