こんばんは。
ミステリ案内人
稲葉の白兎です。
「うさぎパック」🐇
って知ってます?
業務用ゴミ袋の商品名です。
今日、見たんです。
ウサギがゴミ箱にゴミを捨ててるイラストが‥。
引越しなどによる片付けで整理会社が
使ってるゴミ袋。
ゴミとウサギに何か因果関係でもあるのか
親戚に聞きますと、
「アリさんマークの引越センター」と同じで、
単なるキャラクターでは?」
深い意味はないとのこと。
クロネコヤマト便とかね。
さて、昨日は松本清張のアンソロジー・
無宿人別帳の
「赤猫」🔥の紹介をしました。
今日は漫画「文豪失格」(文豪の恥ずかしい手紙編)
を買って読みました。
なぜか宮沢賢治がレギュラーで出ていて、
宮沢賢治は文豪ではない!
前回も同じツッコミ入れましたが、
同マンガでは欠かせないキャラクターのようです。
いじりやすさ抜群。
ワタクシめも宮沢賢治なら、
ほぼ全作品を読み、
彼自身の生涯もほぼ知ってます。
童話よりそっちが面白ーーい。
で、いつものように稲葉の白兎めは、
世間がもてはやす作品より、
マイナーな作品の方が好みだったりします。
銀河鉄道の夜
風の又三郎
セロ弾きのゴーシュ
などが有名なんでしょうが、
あんまり好きじゃない。
ビックリしたのが「文豪失格」に
「猫の事務所」😿
の作品が引用されてました。
どマイナーだと思うのですが、
滅多にお目にかかれない作品。
とても懐かしく感じました。
漫画の作者はホント、詳しいですね。
猫の事務所‥
タイトルから受けるほのぼのとメルヘンチックな印象とはうらはらに、
えげつない作品です。
猫を擬人化してますが、
完全に職場イジメの作品。
主人公はかま猫。
確かに見すぼらしそうな名前。
なぜか同僚から疎まれています。
たまたま病気で会社を休んだら
翌日、みんなに無視されます。
賢治の作品の中では異色。
妙にリアルです。
「文豪失格」では、
賢治自身が職場イジメにあってた最中に書かれた作品だとありました。
そこまでは読み切れてませんでした。
良くも悪くも、
彼は周りから浮いている存在だったのでは?
「猫の事務所」
赤猫と同様、タイトルと内容がかけ離れています。
まあ、別に猫でなくても、
ウサギでも
犬でも
タヌキでもよかったわけですが
ちょっと、子供には聴かせたくない作品ですね(^^;;
童話じゃないでしょう?