こんばんは。

稲葉の白兎です。

とにかく、今日も殺人的な暑さでしたね!

なんなの、朝から異常な気温の高さ。

今日は通勤電車の中で汗かきましたよ、ラッシュまでまだ一駅あったのですが。

気持ち悪かつたです。

どうか、お気をつけて。

水分と塩分摂りましょう。

さて、人狼城の秘密🏯に迫りますか。

人狼城‥変な名前ですよね。

もちろん、これは「人狼城の恐怖」という本格推理小説での架空の城です。

八つ墓村みたいに、そんな変な名前の村がないのと一緒。

双子の城です。

同じ形の城が国境付近の渓谷を挟んで断崖絶壁の上で向き合っています。
直線距離で10分くらいじゃないでしょうか。

誰がいつ建てたのか?
何の目的なのか?

中世で、軍事目的。

窓から覗き穴があることから、
大阪城の様にいざとなったら戦うことができる城だと、ドイツ側最前線に建つ銀の狼城のツアー客・フエラグート教授が知ったか披露してました。

外見から言うと、4階だての殺風景な城です。

ノイバンシュタイン城のような美しい城ではなく、
外見はロンドン塔に一番近いのでは?

電気なし
電話なし
エレベーターなし。
客室はカップル参加以外は全員個室。
トイレと風呂は部屋の外にあり、地下。

メイドや下男はどちらの城も3人ないし4人。
ほとんど無駄口を叩かない。

用がある時は部屋にぶら下がっている紐を引っ張るとご用伺いにやってきます。

晩餐は美味しく、ワインがふんだんに出てきます。
話題は尽きることなく、
二次会?は男女が別々の部屋に分かれてフリートーク。

どちらの城も初日の晩に主人が姿を見せず。

客にとっては「はあ?」「意味がわかりません」ってやつです。

ドイツ側のテオドール青年は、
いろいろ悩みがあり、観光先で相談先の老婆から怪しげな薬をもらいます。

ところで狼男と人狼の違いはわかりますか?

人狼は、死体から死体へと移動する魂だけの生物。
本人に力はなく、積極的な悪さはしません。

一方、狼男は服が破けたり牙が生えたりして
実際的な力、破壊力を持っています。
人間より速く走れたり遠く長くジャンプもできます。

テオドールは変な薬を飲んで💊狼男のようなものに変身しました。
犯人に向かって行きますが、捕まり、
深い深ーーーい地下室に連れて行かれます。

目を覚ますとそこに恐ろしい科学者がいました。
ナチスドイツの「アストラル兵士」作りを手伝ったようです。

そして、その博士の留守を狙って脱走。

すぐにバレて大勢の追っ手がやってきます。
目の前は谷底。
死ぬか捕まるか?

尊厳死を選ぶ狼男のテオドール。
ここでドイツ編の物語は終わってます。

探偵編では、テオドールが再び登場。

生きて再登場したのは、
両方の城を合わせてテオドールの1人だけ。

彼はドイツの精神病院に入れられていました。

シーラツハ病院長が彼を聴き取りして、
語ったのをまとめたのが
人狼城の「ドイツ編」というわけです。

不思議なのは、人狼城の地下の実験室にいた時のテオドールは、
異常な跳躍力を見せ、明らかに人間ではなさそうだったのに、

精神病院で入院しているのは、
あちこち傷だらけではあるけど、
外見は普通の若い男性らしいのです。


尻尾や牙は生えてないのです。

シーラツハ病院長によると
この青年は自分を狼男と思い込んでいて、
満月になると手がつけられないくらい暴れるそう。

探偵が訪れたのが満月に近く🌕
面会できませんでした。


探偵はシーラツハから恐るべきレポートを読み、
驚くと同時に冷静に分析します。

かたや狼男、かたや人狼です。

そして両者はどこかで必ず結びつくはずです。