こんばんは。

稲葉の白兎です。

毎週、いえ、毎年大河ドラマを欠かさず見てますが、
そのおかげで歴史小説はほとんど読まずに、
歴史の知識が広く浅く身につきましてございます。

これは結果です。

だのに世界史のほうはサッパリ。

「ベルサイユのバラ」でも読んでいれば、
ヨーロッパの中世に詳しくなったのでしょうが。

世界史は赤点スレスレ。
ひどいものです。

カタカナアレルギーは、
世界史の授業で培われました。(笑)

「人狼城の恐怖」のおかげで
サン=ジェルマン伯爵やポンパドール公爵夫人、
ジルドレを知ることができました。

「青ひげ公」は、題名は聞いたことがあるのですが、
ジル・ド・レの事だとは思いませんでした。

ジャンヌダルクと共にフランス国家のために戦い、イギリスに勝利。
祖父の莫大な財産を引き継いだのが28才。
レーが輝いていた時期です。

ところが、お金の使い方は下手だったらしく、
湯水のように使って、蕩尽した後、
少年を部下に攫ってこさせて虐殺することに異常な歓びを見出したそう。

その数たるや300人以上。
ひと村分くらいは犯したそうですからね。


やがて悪事が発覚し、
そりゃそうだろう。
有罪となり、
ついに処刑されることになりました。

ホントに何でこんなことに?
財産が努力無しに入ったのがマズかったのかね。

指揮官時代の輝かしい勲章はどこへ?

一説には、盟友ジャンヌが火あぶりにされたことに起因してるとか。


フランス史上、最悪の人物ですね。

ヒトラーの話は、
手塚治虫の「アドルフに告ぐ」を読みました。

エクスナーとミユーラーの名前が出てきて嬉しかった。

ヒトラーには、
ハインリッヒ・ヒムラーとか
ルドルフ・ヘスとかの側近が
本人と同じくらいに活躍している。
この人達がナチスを拡大
どんどん悪い方向に急加速させたんですね。

ヘスは、戦闘機メッサーシュミットを駆って
イギリスに捕まり、
そのまま戦犯としてドイツに戻ってくることはなかったそうだけど、
それ自体ヒトラーからの亡命だったのではないかと説があります。

このエピソードは、フランス編に出てくるイカれた化学者・リケ博士の話に出てきます。


歴史の授業では決して習わない、こういう埋もれた話が大好物で、
(^ ^)
社会の先生も、勉強して工夫してほしいですわ。

外伝エピソードに「ロンギヌスの槍」があります。


ローマ兵士百人隊長のロンギヌスがイエスの脇腹を刺して、

その後、彼は酒を飲んで愚痴るようになり、
槍は売り飛ばしてしまいました。

それがどこかへ出回り「ロンギヌスの槍」として
不思議な噂がつきまといました。

その槍を所有せし者は、世界の覇権を握ることが出来ると。

いっとき、ヒトラーが所有していたとも言われています。

「人狼城の恐怖」では、
フランス編に出てくるミユーラー教師がその研究をしており、
シユライヒヤー伯爵の住む「青の狼城」に保管されてるに違いないと、目星をつけていました。

シュライヒャー伯爵は、全否定。
「絶対に所有してないし、
そんな物に全く興味がない。
そんな伝説自体、世迷言だ」と言い切ります」

ミユーラー教師は、それを探すのが目的で
アルザス独立サロンの使節団に加わりました。

どうやら見込み違いだったようです。