こんばんは。
稲葉の白兎です。
伊勢では「古事記」研究の第一人者竹田恒泰氏の講演を聞きました。
意外と知らない人が多いですね。
古事記といえば
「因幡の白兎」です。
🐇🐇
オオクニヌシの章に出てきます。
ウサギさんがワニザメを騙して向こう岸に渡るところでネタばらしをして、皮を剥がされる、あのお話です。
もっとも有名なエピソードですが、
竹田さんは、古事記のいくつかのエピソードをダイジェストで面白おかしく話してくれました。
一見、奇想天外だけれども
3割は本当かも知れないと竹田さんはおっしゃってました。
冒頭の本は、会場で販売してた、知られざるニッポンの魅力について述べてます。
昨日から、ずーっと本格大長編推理
「人狼城の恐怖」について書いてます。
人狼ゲームが流行る前から
この小説は刊行されてました。
私が人狼ゲームにハマったのも、
この小説を読んだからというのもありますね。
最も、何の関連もありませんが。
「人狼」の響きがどことなく、スリルを掻き立てるものがあるからでしょうか?
あらすじにことわりはありませんが、
クローズドサークルですよね。
断崖絶壁に立つお城ですから、
容易に中の者は出ていけないし、外部からも来れません。
つまり、どうしたって犯人は城の中にいることが最低条件になります。
電気や電話は使えないというより、
最初から引いてない。
それほど普及してない時代です。
私めの職場の周りは、場所がら、ビジネスホテルが多いです。
今日も歩いてると「空室あります」の看板が。
一瞬、「密室あります」に見えてビックリしました。
ブログのせいです。(笑)。
密室も、荒唐無稽な人狼の話も、
二階堂探偵の手にかかると、
鮮やかにクリアになります。
この探偵は、ともすると自信過剰の生意気な感じがしますが、
この「人狼城」の場合に限っては、
早く事件を解決してほしくて、
根拠のない自信的な発言でも許せてしまいます。
むしろカッコいい。
「未来とは今なのよ」だの、
この知性と勇気と正義に溢れたセリフが
頼もしいのです。
人狼城はフランスとドイツにある双子の城。
フランス側の持ち主は
シュライヒャー伯爵。
自分からサロンのメンバを誘っておきながら、
現れたのは2日めの日。
城では演奏会も予定されておりました。
アマデウス室内楽団というオーケストラを呼ぶ予定でしたが、
この連中はやって来ませんでした。
銀の狼城でも、
楽団は、ドタキャン。
まさに双子のように連動しているのです
