こんばんは。

ミステリ案内人・稲葉の白兎です。

前回、「不思議」系の話をしました。

不思議な力を持つ紋章や形など。

それからバミューダトライアングル。

小学館の学年雑誌の付録に、
世界のミステリーを集めた小冊子がありました。

アダムスキー
ノストラダムス大予言
ツチノコ
雪男
ネッシー
ブラックホール
リンドバーグ事件
ドッペルゲンガー

その中でも「魔の三角地帯」と言われるバミューダトライアングルの事は、
特に心惹かれるものがありました。

四次元だとか異次元だとか、
とも言われてました。

謎の航空機や船舶の消失事件です。

すごく怖かったです。

一体、彼らはどこへ行ってしまったのでしょう?

消失事件と言えば「マリーセレスト号事件」があります。

海上を無人の船が漂っています。

発見したのはイギリスの船。

乗組員が誰ひとり乗ってないのに、
朝食が用意してあり、コーヒーも沸かしたて。

あたかも、突発的ない事故があって、慌てて船員が降りたかのよう。

そう、まるで幽霊船です。

この事件をヒントにした作品が
西村京太郎の「消えた乗組員(クルー)」。
かなり前の作品なので面白いです。

駄作ばかりの鉄道ミステリに移行する前は骨太の作品が多かったのです。

たった今までそこに居たかのような生活感のある
状態で、海上から船員が消え失せてました。

何にせよ、消失事件というのは、
一級の謎です。