こんばんは。
稲葉の白兎です。
白兎がウサギの話をするというのも変な話ですが、
公開されたばかりの「ピーターラビット」のロードショーを観に行ってきました。
モフモフです。
原作よりも、動くモフモフのほうが面白い!
まさか、あんなに笑えるとは。
世界で2億5千万部売れてる超ベストセラーにしてロングセラー。
デイック・ブルーナのミッフィーよりも老舗。
さて、あなたも含め、この映画に対して一般の人が抱く第一印象を
粉砕しますね。
❶道徳的かつファンタジー映画ではない
❷絵本のピーターは子供兎だが、映画版は青年兎
❸子供向けではない。子供より大人にウケる
❹イギリスが舞台でも、作り手はハリウッド。
❺ウサギのキャラは悪がしこい。確信犯。
❻ドリフのお笑い要素、ブラック要素が濃厚
❼CG技術ハンパない。精緻。もふもふ。
一番すごいのは、退屈シーンがなく、
ギャグが冴え渡り、楽しく鑑賞できます。
カントリーテイストのあの絵本のイラストとは
違う、
バックスバニーに近い、
不真面目なうさ野郎。
しかもハイスペック。
親の仇であり、野菜畑の覇権を巡って偏屈ジイさんのマクレガーと全面戦争をするピーター兄妹。
心臓発作であの世に召され、
わが世の春を歌うピーターと仲間の動物たち。
上を下へのドンチャン騒ぎ。
ところが、マクレガーの孫に当たるロンドンの一流百貨店の若きホープが、
農園の跡取りよろしくやってきました。
仕事はできるけど、やや残念な変わった青年。
潔癖症で、小動物が大嫌い。
早速、ピーターと仲が悪くなります。
農園の事だけでなく、恋の三角関係でも譲れない敵となります。
命がけのバトルに突入です。
大人げないキャラで、せっかくのイケメンが台無し。
でもそこが実は一番面白くチャーミングでもあります。
それから、まさかの隠れキャラのおんどりには笑いました。
早朝にコケコッコーと鳴くニワトリにも
悩みがあったなんて驚き。
どこかでニワトリの鳴き声を聴いたら、吹き出しそうです。
これはかなり劇場でウケてました。
吹き替えで観るのがオススメ。
ウサギは可愛いもの、
という先入観をくつがえしまくり。
もし、ウサギが強くて頭よかったら、
たちまち犬も猫も存在意味がなくなり
その人気者の座を追われるに違いありません。
狸もコヨーテも、ワニもアライグマも
みな、ちんちくりんの兎にしてやられてしまいます。
全体に流れる音楽と笑いとモフモフが素晴らしすぎ🤣
絶対に撮影許可をしない世界一のデパート「ハロッズ」が、「ピーターラビット」に敬意を表し、
全面協力。
これもスゴイことですね。
ああ、ハロッズ行ってみたい。
二階建てバスに乗ってみたい。
テームズ川を見下ろしたい。
何より生ウサギを抱っこしてモフりたいです。
原作も改めて読んでみたいですね。
お仕事、労働、人間関係、恋愛で疲れている方、
癒されますぞ👨❤️👨
