こんばんは。
稲葉の白兎です。
いや〜、暑かった。
30℃ですよ。
2枚しかない半袖を、昨日、着てしまった。
昨日は、風が強かったから、結局、上着きて意味なかった〜。今日こそ必要だったのだ。
前に話した「信長さん」の本はコレです。
本能寺の炎と共に消えた怖い信長さんじゃなくて、
新宿歌舞伎町に君臨するトップホスト
江戸川区新小岩の斎藤一人さんとの対談本。
なかなか面白かったです。
男は沢山の女にモテると、人生楽しいぞ〜
モテないと意味ないぞ〜。
モテるようになれや!!
そこしか印象に残らなかった(笑)。
強烈でした。
1人の女性に好かれるのも大変なのに。
ねえ。
つまり、中身のある人間になれ!
それは、職業がホストに限らんだろう、
と。
で、昨日のミステリーブログでは、
モテない、さえないハイミスOL
二人による手記で構成された
松本清張「ガラスの城」。
時代の価値観が今と違います。
それは、この時代、仕方なかった。
もちろん、ブスで年増でも、
魅力出せる人は出せますよね。
今よりは、キツイでしょうが。
清張流モテないハイミスの行きつく先は、
" 社内高利貸し "
なぜか、いつも、
コレ。(笑)
「馬を売る女」という傑作短編がありますが、
コレが典型的なハイミスものでして。
社内高利貸しで小金を稼ぎ、
老後に備えて、
マンションの頭金に
するパターン。
そして、だいたい、これが上手くいかない。
お金が稼げないのではなく、
そのお金を男に騙し取られる。
パターンとして、
お金稼ぎに逃げる‥
これ自体が不幸の始まり。
哀れな年増のヒロインたちは、
社内高利貸しに走り、
男は手に入らなかったけど、
高利貸しで小金が入り、
それなりに幸せになりました!
ってことは、清張センセ、
ゼーーーったーーいに
させませんからね。
ヒロインたちが知り合い相手に高利の金貸し始めた時点で、
運命は決まります。
。゚(゚´Д`゚)゚。
ハイミスですけど、何か?
くらい堂々として、普通にしてれば、
そんなに悪いことは起きませんよ、
という清張センセの優しい愛の鞭ですね。
ところで、
美しいハイミスは
彼の小説に出てこないんですよねー、
どういうワケか‥
美しいなら、売れ残るハズがないというステレオタイプなのだろうか?
