こんばんはー。
稲葉の白兎です。

ポンポン、つつじが咲き始めています。

匂いでむせ返っています。

今日も、深夜の5分間番組で、
ブログとリンク!

ブログに記事を書くと、それに関連したことがテレビで特集されたり、
街の本屋で、関連本が店頭にあったり‥

テレビは見てないで、聞いていました。
番組と番組のあいだです。
ふと、飛び込んできたJR「出雲」、「カメダ」という音。

まさか⁈
画面を見ると、無人ホームに「かめだけ」の標識が

松本清張の代表作「砂の器」。
真相のキーワードは、
「カメダは最近、どうですか?」

カメダ

亀田?

亀田と言えば、おせんべいしか思いつかない稲葉の白兎めですが、
今西刑事は、秋田の「羽後亀田」に行きます。
なぜなら、蒲田の店で被害者が連れの男性と、
東北なまりで話してたという情報があったから。
しかし、空振ります。

その後、東北なまりに似た方言が出雲地方にもあると知ります。

奥出雲に「亀嵩」(かめだけ)という駅があります。被害者の巡査が奥出雲に勤務してたことがわかります。
亀嵩こそ、ピンポーン!で
二人の言っていた共通認識「カメダ」の正体でした。

「亀嵩は最近、どうですか?」
訛ってないから、これは犯人が言ったセリフですね。


映画「砂の器」で、ここの駅がロケに使われました。
駅舎の中に、松本清張や出演者の色紙、写真、などがありました。
私めも実際、出雲旅行の際、清張を意識して、
ここに寄りました。

テレビで自分が見たものを紹介されるのは、不思議な気分です。

📺「松本清張の映画"砂の器"の舞台になった場所です‥」



「砂の器」は、バリバリの社会派推理小説!

清張トップ3です。

そんな中、「砂の器」に比べると、
知名度は、20くらいですが、
「ガラスの城」という作品があります。

タイトルと中身にいささか違和感を感じるのですが、
これが実に、バリバリの本格派推理小説!

世間的に無名の作品ですが、
自分ではコレは、
清張トップ3の秀作だと考えます。

彼も人の子、
まさかアガサ・クリスティーに挑戦するとは!

パクリでもなく、オマージュでもない、
完全に別作品というスタイリッシュさ。


清張を社会派だけだと思ったら大間違い!

こんな、ガチな犯人当て小説も書けるし、
書くんですよ、
と言いたいです。

自分も、清張は、パズルは書かないと思っていたので、
これは意外。
新鮮。
ギャップ萌え(笑)。

ヤラレター
悔しい〜〜〜

いえいえ、私めは鈍い方なので、
自分の身に起きたことがわかるまでにタイムラグがあります。

最初の読書では、
意味がわからなかった。

他の人が読んでも同じでしょうね。

どちらかと言うと、後からジワジワと効いてくる感じ。
犯人が、キッチリわかるまでに時間と思考を要しました。

これは、
「能面殺人事件」とどっちが優秀か?

ただ、

映像化したら、平凡な作品になりそう。

どこにでも転がっている社内恋愛事情が
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