こんばんは。
風が強い日になってますが、いかがお過ごしですか?
それこそ、風邪など召したりしないように。
いつもの稲葉の白兎です。
明日は三谷幸喜のアガサ・クリスティー原作、
野村萬斎探偵シリーズ「あ、黒井戸殺し」(笑)。
元ネタは、「アクロイド殺害事件」。
言わずと知れた、ミステリーの最高峰。
「能面殺人事件」では、アクロイド殺しのネタバレをやっており、
おそらく高木彬光センセは、そこで多くの敵をお作りになられました。
私も被害者の一人。
痛恨のデッドボールですが、
ありとあらゆる知識の宝庫だと考えると、
副作用ということで、妥協してます。
ネタバレさえしなければ、
てか、ズバリ犯人の名前を言ってしまってるし、
懲りずにその作品「僧正殺人事件」を読みました。
後出しジャンケン?
別に、センセにネタバラしされなくても、
犯人だとわかった気がする。
てか、そんなに面白い作品ではなく、ビックリしました。
とにかく、年少の頃に読んだ小説は、
親と一緒。
元々、家に本がほとんどないので、
もらったり、買ったりしようものなら、
手元にある分、しょっちゅう、読み返します。
「こんな面白い小説は初めて!」と、
全てに感動。
年端もいかないと、見るもの聞くもの新鮮で、
随分、吸収しました。
二重の虹もそう。
🌈。
コレを同時に見たカップルは、別れまーす。
と、本文にありました。
最初の手記に登場する石狩弘之さんは、恋人と夏の海岸で二重の虹を見て、幸福の絶頂を味わったあと、
恋人は、まもなく、手の届かない所に行ってしまいました。
失恋の痛手を癒すために、検事になった‥
失恋から立ち直るには、
検事になるしかない!
すごいパラダイムですよね?(笑)
石狩弘之検事は、こうして検事になり、
鬼検事として、仲間内から恐れられる存在に。
なぜ検事なんだ?
ちなみに、検事という職業を知ったのも、
この作品が最初。
親子関係を否定する血液型の知識、
速記文字、
鉱物の原子番号
シェイクスピア、
硫酸と亜鉛
〇〇注射
ジャスミン
般若
薪能
蓄膿症、
エーテル
サッカリン
などなど、雑学のほか、
失恋→検事になる
というパラダイムさえ、丸ごと吸収。
それにしても、検事になりたくても、
誰もが検事になれるわけではあるまいに。
おそらく、高木センセの中では、
希望すれば、努力で叶うと思っているのですね
頭がいいからこそ、できる発想です。
失恋の痛手に比べたら、司法試験の難易度なんて、問題じゃないんですね。
ルナールの「にんじん」の比喩も出てきました。
家族とは、
「理解し得ない人々の集まり」
「にんじん」‥読んだことあります。
理不尽の文学ですね。
それから、
スチーブンソンの「自殺俱楽部」
退屈しすぎると、もはや自殺しかすることがないと
ホントに高木センセは、知識が豊富。