さこんばんは。
稲葉の白兎です。

センバツ高校野球は、今日はベスト8でした。
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少しだけ見ることができましたが、
8校のうち、滋賀県代表が2校あって、驚きました。
そもそも近畿では滋賀は弱いほうで、近畿大会で決勝に進出した話を聞いたことないし、
1つも出られない年も多いのに、
滋賀県から、今年は2校出て、
しかも2つともベスト8に進出するなんて。

彦根東vs花巻東

自宅のテレビを点けた時、行われていたのがこの試合。
10回の裏、花巻東の攻撃が始まったばかりでした。
最初の4番バッターがライト前にヒットを打ったとき、
「出ました、初ヒットです!」とアナウンサーが絶叫。初ヒット⁈
まさか、チーム初のヒットではあるまい。

それにしては、アナウンサー、興奮しすぎ?

で、この後ヒットや四球などでノーアウト満塁。
やばい、やばい。サヨナラ率80% 。
手に汗握る場面で電源ダウン。
復旧に5分以上かかり、点いたら、
花巻東の監督の勝利インタビューになってました。
やっぱりサヨナラだったのね。
そして、試合をハイライトシーンで振り返ります。
問題の10回の裏のシーンになったところで、
テレビがプツッ!
また電源ダウン。

どうしても、サヨナラシーンを見せたくないらしい。(笑)
10回うらの4番打者の初ヒットは、チーム初ヒットでした。
つまり、ノーヒットノーランだったのね。
どおりでアナウンサーが興奮したはず。
なのに、負けてしまうなんて不条理。
ピッチャーは気迫の14奪三振。

昭和59年、PL学園の桑田真澄の、岩倉高との決勝戦を思い出します。
三振の山を築いても味方が打ってくれず、
0ー0の延長戦で、負けてしまいました。



さて、「能面殺人事件」の
「82の中の88」の謎は解けましたか?

超ヒントですよ〜。

シェイクスピアの「ヴェニスの商人」に出てくる
ポーシャの花婿選び。
3人の男が、箱とそれに関した銘文を選択します。
モロッコ王、アラゴン王、バサーニオ。
金、銀、鉛。

モロッコ王は金を選び、箱を開けると、
髑髏が入ってました。ソッコーで退却ですね。

アラゴン王は、銀の箱と銘文を選択。
中には、阿呆の肖像画がありました。
どうやら、失敗したようです。

A ll  that glisters is not gold
( 輝くもの、必ずしも金にあらず)

もう、鉛しかないじゃん!?

出来レースだ。

2人が敗れ去った後、
バサーニオが開けた鉛の箱には、
ポーシャの肖像画が微笑んでいました。

外見によらず選ばざる者は、選択、常に正し!

これは、故・C博士の、化学者としての戒めとして、この銘文を書斎に掲げていました。


鉛‥lead

元素記号Pb

鉛とは物質が違うけど、
亜鉛と硫酸の瓶が、容疑者の部屋から出てきました。
2つを足すと、水素ガスを発生させることかできるそうです。


自分の知らないことが、
これでもか、これでもか、と出てきます。

能と能面のウンチク。

能は室町時代からできた。主に武士階級が愛好。

薪能のウンチク。
薪能は、文字通り、薪に火をつけて、
それを唯一の照明することで、味わい深い舞台になる。
電気などの単一照明と違って
左右の印影が出るためです。

般若の種類のウンチク。

道成寺という演目のウンチク。

お面の呪いのエピソード。

全部初情報で、
そういう点は面白かったですね。

般若の能面が現場に落ちていたのは、最初の殺人だけ

この能面は、由緒ある、しかも呪いの因縁もまつわるお宝で、ふだんは、C家の二階の
図書室かなんかの部屋で鍵のかかるガラスケースにしまわれています。

これをある晩、被った者が窓から顔を出しました。
それをたまたま縁日の日に、
C家の書生と、彼の父の恩人・石狩検事が邂逅し、C家まで寄り道をしたところで、
この奇禍を目撃。
石狩検事は「能」に造詣があるので、
気になって書生に現当主に会わせてくれと頼みます。
検事は、差し出がましいと思いながらも、
不吉の前触れかもしれないと率直に現当主に、
報告。

驚いたのは現当主・泰次郎。
死んだ化学者の弟に当たる人。

鬼女が窓から顔を出していた、と聞いただけで、
怯えて冷静さを失ってしまったのです。

慌てて、二階のガラスケースを見ると、面は元に戻っていました。

泰次郎は、書生に、私立探偵の知り合いはいないか、翌日、頼みます。
鬼女が現れたのが怖いというのです。

「能面殺人事件」は、
泰次郎の第1の殺人の時しか、
能面は登場しません。