こんばんは。
稲葉の白兎です。
日本人のヨーロッパ団体ツアーで起こる、
ツアー客の連続殺人事件を題材にした
違う作者による二つの作品があります。
「黒の回廊」‥難解タイトル。抽象的タイトル
「虹へのパスポート」‥軽やかタイトル。
内容と一致したタイトル。
松本清張と森村誠一は、
よく似ています。
タイトルで共通している部分もあれば
違うところもあります。
森村誠一も難解タイトルもあれば、ひどくわかりやすいのもあります。
難解タイトル編。
暗黒流砂
凶水系
恐怖の骨格
黒い墜落機(ファントム)
腐食の構造
螺旋状の垂訓
死媒蝶
暗渠の連鎖
致死眷属‥
具体的タイトル
ステレオ殺人事件
赤い蜂は帰った
新・オリエント急行殺人事件
侵略夫人
鈴蘭の死臭
新幹線殺人事件‥
造語パロディ
凶通項‥共通項
凶学の巣‥共学の巣
悽愴圏‥成層圏
死定席‥指定席
捜査線上のアリア‥G線上のアリア
この人も、作品数が多すぎて、
実のところ、どっちが多いか、いい勝負だと思います。
清張みたく、難解タイトル多いです。
そして、改めて見ると、片仮名表記のタイトルが、かなりあります。
清張氏に比べて、ということですが。
エンドレスピーク
カリスマの宴
ミッドウェー
マリッジ
殺人のプロムナード
悪夢の設計者(デザイナー)
銀の虚城(ホテル)
私の好きなタイトルは
「異常の太陽」
「太陽黒点」
「鍵のかかる棺」
キリがないのでやめておきます。
明らかな違いは、
清張さんは
シリーズ化の作品はない。内容もタイトルも。
目次がない。(ごくたまにありますが)
「死定席」のようなパロディはない。
あらゆる意味でギャグは一切ない