こんばんは。

ミステリ案内人稲葉の白兎です。

冬季五輪でカーリング女子の3位決定戦の、
瞬間視聴率が40パーセント!

準決勝や決勝よりも、3位決定戦は、天王山なんですね。

高校野球の秋の予選も、センバツ選考に直結する準決勝がピークで、
決勝戦は一位でも二位でも出場が確定なので緊張が欠けたりするので、よくわかります。

それ以前に、カーリングは、冬季では唯一の
ユルユル系の競技なのが、いいのでは?

さて、ホリエモンこと堀江貴文監修の
「人狼の教科書」は、
対面式リアル人狼を、経験して改めて読むと、
ナットク歴史館であります。

これには「人狼ルーム」を経営しているマスターの話&宣伝が載ってまして、
私が行った場所は、そこではないですが、
コンセプトは同じです。

プレイヤーが集まり、いつでも人狼ゲームができる場所。

そうそう、ゲームマスターの存在は欠かせません!

ファシリテーター、解説者、黒子。

そのゲームマスター(GM)の方は、
雰囲気が嵐の櫻井翔に似た男性スタッフ。
私が来店直後時は、別のスタッフがGMを務めてました。

連続登板はキツイのかしら。

ニックネームは「ボル」さん。

ぼったくりじゃないですよ。(笑)

ドイツ語で狼のことをヴォルフというのでそこからきたのだと思います。

ボルさんは、
人狼ゲームすること延べ1000回!
とおっしゃってました。

GMは
「人狼の方は目を開けてください」
「占い師の方は目を開けてください」
「これから、〇〇のターンです」
「〇〇を決めてください」

といった、進行をし、
参加者の代理執行人となります。


ここぞという時にフォローを入れてくれたり、
タイムキーパーの役目もします。
シンキングタイムで、1人の発言時間も制限があります。

早々とゲーム離脱した参加者に、
アドバイスもしてました。

そして、ベテラン参加者に忠告として、
専門用語はできるだけ使わないように、
とマナーも指導。

そう、ベテランさんは無意識のうちに専門用語を使っちゃうんですよねー。

黒出し、白囲い‥。


私は村人なので、ひたすら誰が人狼か、嘘を見破ることに集中しました。
なんと初回で霊媒師が2人名乗り出たのでビックリ。
役職は基本1役に一人のみ。
つまり、どっちかが偽物。

その決め手としたのが、言い訳リアクションと、
動作。

足が自分の位置から、
たまたま見えたのですが、小刻みに震えてました。

最初、後から名乗り出た人が怪しいと考えました。
後出しジャンケンみたく、ズルイじゃないですか。
つまり、何で最初に「霊媒師のかたは?」と聞かれたとき、名乗らなかったの?

でも、その人、すぐ左隣にいたのですが、
彼から嘘をついてる緊張が伝わってきませんでした。
ゲーム初参加だったので、名乗るタイミングを躊躇してしまったとのこと。

で、逆に最初にカミングアウトした人の足が震えてるので怪しいと思いました。
ワザとではなく、ほんとに微かに震えている。

足はテーブルの下に隠れて、向かい側の人には見えません。

リアクションが挙動不振と指摘し、最初の人に投票しました。
最多投票をもらった人は退場です。

自分の投票で逆転。最初の自称霊媒師が退場です。
GMが「何か言い残すことは?」と聞きます。

「残念です。後で後悔しないでください」

答え合わせの時、狂人とわかりました。

当たったー!
ニセモノだった。

ゲーム後、私がシロだと考えたその左隣の人から、
あの時は信じてもらえて嬉しかったと
打ち明けられました。
票数的にも絶体絶命でしたから。


他にも、ニセ占い師の占い先がおかしいと指摘。
( 実は占い師まで2人同時にカミングアウトしてました。)

結局、その人は人狼でした。

喋りの上手い人だったので、
危うく引っかかりかけましたが、
最後は、弁舌ではなく、
やっぱり、目線です。

自分が村人だから、顔を見れば、
「?!」と思う表情があります。

特に目です。
何気ない時に見せる一瞬の目の緊張感。

人狼の人は、基本、自信がないのです。

隠し事を持ってる人、屈託がある人特有の瞬きのしかた、をしたり。

とは言え、ホンモノを偽物と間違えたことも。


極端な話、発言者の話を聞くより、
顔を見てたほうがよほど正解率がいい!


役柄を問わず主導権を握るのは、
よく喋る人。

そして、いったんそれを聞いてしまうと
物の見事に流されます。

雰囲気に逆らえなくなるというんですか。
多数派に屈しやすい。

これは、社会の縮図だ!