こんばんは。

ミステリ案内人・稲葉の白兎です。

かなり前のドラマですが、
「ライアーゲーム」(戸田恵梨香主演)を
連休を利用して全6巻を鑑賞。

今、またシーズン2を借りて、3話分、見終えました。
前回から2年経ったという設定です。

登場人物は、天才詐欺師・秋山と、
正直が取り柄の少女・神崎直役のほか、主催者側の渡辺いっけいら美人女性秘書?など前回とほぼ引き継いで出ています。

戸田さんの顔がきつくなったのと、画面のピエロというか、ホログラフというか、ゲームマスターの顔が変わったのに、驚きました。

第4回戦からのスタートです。

このドラマは、よくできているので、人気があるのもわかる気がします。

映画「ジョーカーゲーム」亀梨和也主演と違って、これぞゲームだ!
と言えますね。

トランプに例えるとわかりやすいですが、
ババ抜き、七並べ、ページワンは、
行き当たりバッタリだったり、
来たカードで全てが決まってしまったり、

こういうゲームはつまらないです。
偶然に左右される割合が高いほどです。

一方、神経衰弱、大貧民、セブンブリッジ、
ブラックジャックなど、ある程度操作できるもの、

やり方次第で逆転可能なもの、
などプレイヤーの力量が絡んでくるゲームは面白いと言えます。

「ライアーゲーム」に出てくる数々の面白いゲームは、
必勝法が存在します。

秋山のプレイは、当然、運に頼るものではなく、
リハーサルでゲームの本質や穴を見抜き、
勝利の確立を80パーセント以上に持っていってます。

今まで登場したゲームで、
「密輸ゲーム」という、
トランプのダウトと税関を組み合わせたような
ゲームがありました。

トランクに現金を詰めて、「税関」を通ります。
1対1で、お金を密輸する側と阻止する側ですね。
トランクが空なのにダウトと言うと、負けだし、
現金一億円が入っているのに、空と勘違いして「パス」を出してしまうと負け。

このゲームは、トランクの中身があるのかないのかを当てる訳ですが、
見破る必勝法は特にありません。
頼るとしたらカンというんですか。


第2シーズンの「ロシアンルーレットゲーム」と、「17ポーカー」は、
コツがわかると、勝ち続けることができるゲームでした。

早く裏手口を考えた者勝ち。

また、相手の不自然な勝ち方を見破り、裏をかく
というのが、
このドラマの見応えのある部分ですね。