こんばんは。

今年の大河ドラマは、
いつもと違いますね。

内容ではなく、

その最終話の放送日がです。

ここ数年以上、

12月の第1か第2日曜日で最終回というパターンが多かったので。

だからこそ、今度こそ、来週こそ
最終回だ

もう最終回まで、あと〇回しか無い!

とブログでも再三書いてましたが。

まさか第3日曜日まで放送するとは‥。

例えば選挙やオリンピックでお休みとかあって、その穴うめか?

でも今年はオリンピックはなかったし、
選挙は、
時間を繰り上げただけで、放送は行われた
はず。

まあ、別に回数が増えた事については、喜ぶべきことであって、困ったりはしてないですが、

関ヶ原で直政の活躍!
という常識的な線が崩れたことにまず驚きました。
それは、秀吉がほぼ主役なのに、
天王山と言われた山崎の戦いを前に最終話を迎えるようなもの。
えっ、桶狭間で終わり⁈
姉川の戦いで終わり⁈

みたいな感じ。

そこは、主役が、女城主であって、決して直政ではないので、
それもアリ。
主役の老後、もしくは死で幕を閉じるので、
女城主の寿命次第。

直政が青年になって家康の小姓になってから
話は遅々として進まず、
そして、本能寺の変で、ラストかと思わせて、

今週、海老蔵はセミファイナルでお亡くなりになりました。
多分。
本能寺が炎に包まれるシーン🔥はカットされたので、多分。

信長と共に家康を殺す作戦に加担してた光秀でしたが、
実は、これを逆手にとって信長をやっつけてしまおうと家康にも間接的に打ち明けてました。
ところが、
秀吉の援軍に行け!
と、気まぐれ大将の命令。

進退に困っていると、早く行けとバイオレンスの洗礼を浴び‥

やむなく四国に向かう途中で寄ったのが、
愛宕神社。⛩

有名な話です。

光石研がここで鬼気迫る演技。

くじを引いて、
「凶」が、出るたびに引き直してました。
オイオイ。
占いの意味ないじゃん。

で、何回めかで「大吉」が出て
ニコッと笑う光秀。この時の無邪気な顔が不気味。
「敵は本能寺にあり!!」

この人、大吉が出るまで、何回でも引くつもりだったのかな

やけに老けている外見も気になります。

この俳優・光石研は、「カイジ」という藤原竜也のヒット映画で、お金の為に、落ちたら死ぬだけの高所でロープを綱渡りする可哀想な父親役をやってて、この役と今回の光秀、
似てるなあ

一方、家康のほうも、光秀がいなくなってピンチの連続。

なにしろ相手は、ドS家来の酒井忠次でさえ、歯が立たなかった信長。
手ずから饗応の善を整える信長を見て居心地のいいはずもなく‥

茶器の披露で一足先に本能寺入りする信長を見送ったあと、
堺に入った家康に飛び込んだのは、光秀の謀叛。
逃げようにも、一行の中に穴山梅雪という信長のスパイみたいな人も混じっているので、
下手な行動はできない。

本能寺の変って、信長の油断じゃなかったんだ、


「本能寺の変427年目の真実」。

という、本が明智光秀の子孫である歴史学者によって、
汚名を払うべくして書かれました。

織田軍団の一番のエリートは、光秀であった!

ということが一番言いたいのかな?作者は。

優秀なのは間違いないですが、
本当の意味で強かったかどうかはまた別な話。

女城主が主役ですから、その大事な出来事を
当事者だけで放置するわけにはいきません。

井伊家の可愛いわが養子のお殿様である家康を天下人にさせるべく動きます。

陰で元海賊に頼んで、
家康をうまく京から逃がす手筈を整えます。
この辺は胡散臭い脚本であります。

光秀が間接的に差し出した家康への人質は、井伊谷の里でスクスクと過ごしてます。

柴咲コウ女城主は、と言ってもとっくに帰農してますが、かつての恋人と堺の港で久しぶりに再会し、
もうそろそろ政治いいんじゃない?
みたくプロポーズされたり‥アレアレ

マニアックな主役、女城主直虎は、
いくらでもマイノリティ・エピソードが作れるというか、宝庫ですね。