こんばんは。

今日は土曜日です。

言われなくてもわかってるよ!

土曜の夜と言えば、TBSの横溝正史シリーズと森村誠一シリーズが、数回ずつの連続ドラマ形式で放送されてた時代がありました。

子供の頃、布団をかぶりながら見てました。

見てもいいのかな、と親の顔色を伺いながら(笑)
後ろめたさが多少ありました。
時間が遅いのと、内容ですね。

犬神家の一族、人間の証明、野生の証明は
角川映画で空前の大ヒット。

「母さん、僕のあの帽子、どうしたんでしょうね」
は流行語になりましたし、

「お父さん、誰かがお父さんを殺しにくるよ」
のミステリアスな少女の予告のセリフで、
新人・薬師丸ひろ子は角川看板女優に。

70年代後半から80年代前半の角川映画は、何をやっても大ヒットしたイメージがあります。


きっと、テレビでも需要があったんですね。
古谷一行の横溝正史シリーズは、トータルで10作品以上やってますね。
八つ墓村など、角川映画の作品を続けて5作品ほどやり、その後の第2シーズンはよく覚えてます。
「悪魔が来たりて笛を吹く」は面白過ぎました。
映画より詳しくてよかったです。
「仮面劇場」という三重苦の美青年が出てくる話
も面白かったです。女性が演じてましたが、
ガクトに似てたりして。


フジテレビは、本格と社会派ドラマをやればウケると思ってたようですが、
コンセプトに乏しく、その後人気の核となる俳優が出てこなかったのか「Yの悲劇」のみで、シリーズ化には至りませんでした。
残念であります。

わが松本清張は何をしていたのか!?

単発ですが、テレビ朝日の土曜ワイド劇場に
登場。

「犯罪広告」「事故」「家政婦シリーズ」「風の視線」など多数。

土曜ワイド劇場は、江戸川乱歩シリーズもやってました。主演は故・天地茂。
ほとんどの乱歩の長編本格物は、土ワイで映像化されたのでは?
タイトルは必ず「〇〇の美女」という副題が付きます。



清張は他に、NHKに登場。
確か土曜日に「ザ・商社」「天才画の女」
など連ドラの形式でやってました。
見たことはなかったですけど。

土曜の夜は、ミステリーで夜更かし?
をしていいことに。