こんばんは。
「ゆとり教育」って制度ありましたね。
評判は、さんざん。
小中学校が週休2日制になり、勉強量が減りました。
全体的に学力低下を生み出しました
そして、稲葉の白兎が、今日聞いたのは、
暗記教科の代表、歴史の教科書から消える人物が!
3人います。
それは、戦国武将、2名。幕末1名。
戦国武将は、武田信玄・今川義元。
推察するに、
二人は全国統一をしてない。
歴史的意義がない。
暗記しなくてよし。
武田信玄を消せば、それに関わるワード
鉄砲隊、風林火山、長篠の戦いを覚えなくてもいいわけで。
確かに「川中島の戦い」ほど意味のない戦はなかったです。海音寺潮五郎原作のスペクタクル映画「天と地と」は第4次?川中島の戦いを描いた作品。
なんの予備知識もなく観に行った私は、
ちなみに主人公は上杉謙信です。
結局川中島合戦は決着しなかったので、
「金返せーーっ」と叫びたくなりました。
あの2時間は何の2時間だったのだ?
誰が勝ったのか、領地は手に入ったのか、わからずじまい。
領地に変化のない戦は戦ではないです。
そこが田舎武将と言われる所以でしょうか。
山梨県のイメージと武田信玄はイコールですね。
今川義元‥桶狭間の戦いの引き立て役。
つまり、義元を消すということは、桶狭間の戦いも消えるのです。
日本三大奇襲戦の1つで、最も有名なやつです。
奇襲で勝ったからこそ、カリスマ織田信長が誕生したわけですから。
余計に歴史がわけわからなくなりそうですよね?
流れとか、ドラマというのが重要で、
丸暗記では、記憶の寿命も短いです。
暗記の量を減らすのが目的、なんて、つまらない授業しかできない教師の言い訳に聞こえます。
私は小学校の社会科は大嫌いでした。
つまらない、興味が湧かない。
歴史は年表が後ろに貼ってあったので、出来事はわかりました。天下統一の意味がわからない(笑)。
流通とか23区の白地図色ぬりとか、退屈。
でも、NHKの大河ドラマ「草燃える」「おんな太閤記」など、ドラマに感情移入して見ると、そこの切り取り部分は理解できました。
秀吉の側室、茶々が子供を産んだのにびっくりです。あれ、この姫さまはだいたい秀吉のことが嫌いだったはず。
そして、ねねとどんどん険悪になったこと、秀吉の死後、後継者争いが起きて豊臣が痛手を被ったこと、いつのまにか淀殿たちは追い詰められたこと、最後みんな死んだこと、ねねだけが人ごとのように燃え盛る大阪城を眺めていたこと、
皆はじめて知りました。
つまり日本史とリンクできました。
私の日本史の知識は、90%大河ドラマから輸入したものです。
「徳川家康」「峠の群像」(赤穂浪士)
「春日局」「太平記」「毛利元就」「新撰組!」
などなど。
そうそう、幕末でもう一人、教科書から消される人は
坂本龍馬です。
確かにインチキくさい人物ではあります。
薩長同盟の後は用無し。
西郷、和歌山班、土佐藩内部、あらゆる組織から邪魔者扱い。
無血開城を説いたことで、いらん敵を作った感じです。
最初から教科書に載せるべき人物ではなかったような気がします、彼の場合は。
でも、本や漫画やドラマでこれだけ人気が出た後で、なくすってどうなの?という感じです。
維新三傑は、西郷、大久保、木戸孝允( 桂小五郎)
坂本がいなくても、歴史に差し支えはなさそうですが、
船中八策を消したいのかな?
坂本龍馬を知らない人と会話が成り立つのか?
そっちのほうが私としては心配です。