こんばんは。

いやぁ〜、「黄金の日日」の松本幸四郎は若い!
とにかく若い!

リアルタイムで見てないから、余計にそう見えますね。
恥ずかしいくらいに若いです。
松たか子のお父様ですが、
松たか子より、全然若いじゃん!!

DVD鑑賞したのが、去年ですから、
現在と比べたら、当然まるで別人です。

1978年に放映されたんですよ。

初の大河ドラマ原体験をしたのは、黄金の日日の翌年です。
家では、見ている家族がいました。
つまり、映像に関しては、内容を理解しませんが、どん兵衛の川谷拓三が出てるのは知ってました。
秀吉が出てるらしいのもわかってました。
なぜなら、弟がよく、秀吉を話題にしてたからです。

「ルソンの壺」って聞いたことありませんか?

ルソン島はフィリピンですが、
黄金の日日はまさに、途中から舞台がフィリピンに移り、初の海外ロケを敢行するんですね。

幸四郎は納屋助左衛門といって、とにかく商人になって海外貿易をすることがユメ。
そのためには船を手に入れることが先決です。

ルソンの壺は、あちらではありふれた壺なんですが、堺の商人である千利休が、
その壺の価値を決め、値が高騰したのです。
ルソンの壺は、助左がルソンから持ち帰ったものですから、
実際の価値とは裏腹にとんでもない値段がついて、一躍助左は莫大な利益を手にしました。

ま、それはともかく、
ホントに黄金の日日はすごい!

キャストがすごいです。
亡くなっている人から挙げると、
丹波哲郎‥今井宗久
林隆三‥今井宗薫
高橋幸治‥織田信長
根津甚八‥石川五右衛門
川谷拓三‥架空の人物?
鶴田浩二‥千利休
緒形拳‥豊臣秀吉
児玉清‥徳川家康
夏目雅子‥キリシタンの娘

死んだ人が多いなぁという印象。

それ以外は
栗原小巻‥宗久の養女
島田陽子‥細川ガラシャ
近藤正臣‥石田三成
小野寺昭‥小西行長
鹿賀丈史‥高山右近
竹下景子‥宗久の落胤
その他
唐十郎、李麗仙、名取裕子、津川雅彦

このあたりが私の記憶の限界です。
若くして亡くなった人が多いなぁという印象です。
その意味でも
黄金の日日は、特別な大河ドラマという気がします。

マックス織田信長

「サル!」と秀吉を呼んだりするシーンはなかったような‥とにかく、怒ったり叩いたりというのがなかったです。


マックス石田三成

助左衛門のためにひと肌もふた肌も脱いだり、
他の大河ドラマでの評判の悪さは微塵もないです。とにかく、近藤正臣と同様カッコいい。
吉田栄作を彷彿させる2枚目ぶり。

ワースト豊臣秀吉

とにかくサイテー。
こんなひどい秀吉は見たことないです。
回を重ねるごとにひどくなっていきます。
助左と最初、仲がいいのですが、彼が家来の話を断ると、憎しみが湧いたようでした。

晩年の秀吉と、死ぬ間際の彼の体を張った演技に圧倒されます。