こんばんは。
11月に入って、最初の大河ドラマ。
あと最終回まであと5回でしょうか。
まだ、関ヶ原で福島政則と先陣争いをする井伊直政の形が現れてきませんが、
曲者を捕らえて一つ出世しました。
色小姓と揶揄されているものの、先輩の榊原康政が少し、焦りの顔を見せたのが気になりました。
例えるなら、織田家臣の二巨頭・丹羽長秀が、秀吉の累進に目を見張ってるのに似てますね。
これは松本清張の「腹中の敵」の長秀の心理状態です。
酒井忠次はいつ消えるのだろう?
榊原康政の登場は、大河ドラマ初に近いですね。
30年前に山岡荘八原作・滝田栄主演の「徳川家康」でさえ、記憶にないです。
記憶にあるのは、江原真二郎の石川数正と長門裕之の本多作左衛門だけ。
それはともかく、榊原康政は、四天王の中では、一番目立たず、豊臣家の大谷刑部と交流のあった武将と記憶しています。
なんとか出世したくて、ウズウズしている井伊虎松こと万千代。
万年小姓の焦りが出始めています。
生家の井伊谷の元女城主とはなさぬ仲に。
お家再興を望む虎松と望まないで近藤という徳川家臣の臣民になることで、平和を守っている直虎こと音羽。
虎松が大きくなるまで多くの血が流されました。
将棋で負けてばかりの寺田心くんが浮かびます。
虎松もおとわも、なんか自分を見ているような気がします。
なんとか妥協点を見いだし、仲直りができるといいのですが。
女城主の復活はあるのでしょうか?
ほんとに、徳川家康のど真ん中戦国をやっているとは思えないほど、話がローカルで新鮮です。
まだ信長関係者も秀吉関係者もほとんど出てきません。天下統一のての字も見えてません。
来週は信長の魔の手が忍びより、家康を不幸のどん底につき落としそうです。