こんばんは。

台風の心配をしながら、今日もミステリー案内です。

昨日は、主に事業主のかたたちのマネジメントをしているKさんという人に、「武将診断」というものをやって頂きました。🤣

約50個の質問に答え、タイプを出す、というものです。
動物占いの戦国武将版のようでもありますが、判断はあくまで、生年月日ではなく、

Q  性格的に熱くなることなくいつも冷静沈着である

といった質問に対し、

はい、いいえ、どちらでもない

から、回答を、選択していくとというもの。

で、最終的に「伊達政宗」タイプと判定が出ました。
あ、これは、前世は伊達政宗だった、ではありませんよ、もちろん。

タイプです。

織田信長タイプ、武田信玄タイプなど、7種類のどれかに診断されます。

政宗タイプの、説明を受けました。
上司、部下、といった、主に仕事の人間関係のクセや、長所・短所など、
キャラを良い方向に生かすアドバイスを受けました。

有料で、そこそこのお値段ですが、面白く、役に
立ちそうです✨

戦国武将に興味のないかたも、良好な人間関係の構築に生かせる、画期的な診断だと思います。

ってことで、早速、今日の戦国時代の大河ドラマ「女城主直虎」🐯
の話でもしようかな。

タイトルが「恩賞の彼方に」!

恩讐の彼方に、のパロディーであることは一目瞭然で、いまさら驚きませんが、今日の内容は、
良かったです\(^^)/

井伊家再興のために、孤軍奮闘、なんとか家康の目に留まり、立身出世を果たしたい若き日の
井伊虎松。
後の徳川四天王になる井伊直政。
幕末に出てくる大老・井伊直弼の先祖になるわけですが、それはのちのちの話。

いまだに、今日も、草履並べ係。
先輩小姓に、立身出世の焦りを見透かされ、
いいように使われて、手柄を横取りされてしまいます。
堪忍袋の尾が切れて暴れかけます。
元々、短気なキャラです。

彼の付き人と、トシくった後輩の本多正信が
堪えるよう、なだめます。
本多正信演じるは、遅れた中年俳優、六角精児さん。一見、間抜けに見えるトボけたキャラです。

この正信のアドバイスがすごい。

「さすが潰れた家の家来にしかできないことだと、人に言われるような働き方を、してみたらどうか?」

勇気づけになってるのか、バカにしてるのか。
「つぶれた家の」に反応した虎松は聞く耳持ちません。

「じゃあ、貴様は、"さすがは裏切り者の働き方"
だ、と人に言われてみたいのか⁈」

裏切り者とは、
一向一揆について正信が過去に裏切り、徳川に出戻ったことを指しています。
それで、正信は虎松以上に周りから白い目でみられているのです。

一瞬ひるみますが、賢い正信は、
「もちろん」と答えます。

正信は家康が江戸に幕府を開いたあと、権謀術数でもって先輩の大久保忠世を失脚させますが、
それはのちのちの話。

虎松は、この正信に後がない者の秘めた決意を、
受け止めます。
付き人は「つぶれた家の家来の働き方‥それは面白そうな考えですね!」と言います。

つまり二人には、今が雌伏の時なのです。
短慮している場合ではなく、長い目で力を蓄えようではないか、という事です。
あるいは、正攻法で行くな、と。
つぶれた家の後継者の、裏切り者の、それらしい「やり方」。

なんか深い!
今日は。

そうそう、市川海老蔵の信長の演技にも惹きつけられました。
なんか、イッちゃってるよ、このヒトって感じで、さすがは歌舞伎役者。
存在感が違います。

この夜、虎松は家康の寝所に招かれ、夜伽を‥
というのはウソで、
勘違いしたようでしたが、(笑)
留守の時の槍の手入れを褒められました。

虎松にとっては、きれいごとでやってるわけではありませんでしたが、「雌伏」の手ごたえを感じたようで‥‥

って、もう10月も来週で終わるのに、残り数回。
早く出世しないと、関ヶ原まで間に合いません。
どうやって早送りするのかな?
信長、信康、瀬名、まだ誰も死んでない(笑)