こんばんは。
どうですか?
「地獄の仮面」というタイトルは。
コワイですよね?
これは、江戸川乱歩の例の少年探偵シリーズの番外、殺人が出てくるやつです。
もともとのタイトルは「吸血鬼」。
吸血鬼というタイトルは、いただけませんね。
あっけなさすぎて。
あの、西洋の怪人・吸血鬼とは関係ないし、似てもいない。
でも、「地獄の仮面」はカッコイイ。
てか、怖いです。
例のポプラ社ですが表紙もいい感じに怖かった。
髑髏の💀絵が印象的。
「暗黒星」「呪いの指紋」より、ホラー度が高いし、大人の話って感じ。
連続殺人事件とは言え、被害者をカウントしたら、なんと8人!
八つ墓村だ〜〜。
大人になれば、暗黒星も呪いの指紋も、真相を見破るのは難しくありません。
「吸血鬼」は多少、難易度高いです。
話がアチコチに飛んで、一見、支離滅裂。
展開が早いというか‥
何が狙いなのかがイマイチわかりにくい。
そうなると、犯人も当てにくい。
この話は、まず冒頭で度肝抜かれます。
度肝抜きマックス。
刺激強すぎ。
なぜなら、男が2人、決闘するところから始まります。
それも、水の入ったコップを使うロシアンルーレット!
男が、同じコップを並べて別の男に挑戦します。
どちらかを選べと。
片方にだけ毒が入っていると言うのです。
1人の女性を巡って、三角関係らしいです。
挑戦を受けた側がコップを選ぶと、仕掛けた男は、元気をなくしてフラフラと立ち去るのです。
二十面相ばかり読んでて、急にこんな展開で始まったら驚きますよね。
しかし、このショッキングな出だしは、この長編推理小説の、ほんの序章に過ぎませんでした。