こんばんは。
いきなり、時代がかった雑誌の推理クイズコーナーです。(笑)
なにしろ、
「カセットテープは知っている」
ですからね。
今の小学生は、ガラケーすら知らない世代ですから‥‥
カセットテープ‥
この時代がかった読み物は、小学館の学年学習雑誌「小学4年生」に掲載されていた、懸賞つき推理クイズです。
私が小4の時に出会ったものです。
東洋現像所が近いせいもあり、近所で刑事ドラマの撮影を毎週のように見かけました。
そのドラマをオンエアーで見て、ドキドキしました。
その刑事ドラマと推理クイズが、リンクして
「犯人当て」みたいなものに惹かれたんですよね。
懸賞つきということは
答は、次かまたその次の号で発表なわけです。
とてもじゃないけど、来月、再来月まで待てません。
しかも、毎月、必ず買ってもらってるわけでもないです。
写真を見ればわかると思いますが、このアパートの住人の中に犯人がいるわけです。
ストーリー
「西郷探偵と健一は、散歩に出かけた帰り道に、
太陽荘というアパートに立ち寄った。
そのアパートの管理人の西崎さんは、西郷探偵の友達だった。」
3人で、アパートの管理人室で、ラジオを聴くことになりました。
「まもなく放送が始まった。素晴らしい歌声だ。
二人はすっかり聞き惚れてしまった。
その時だった。
ふいに、FM放送の歌声の中に妙な物音が入ってきた。
"ガラガラ、ガチャン!"
"あっ、太田。何をする。助けてくれえ、うわあ。"
おそろしい悲鳴が聞こえた。」
西崎さんと西郷は顔色を変えて立ち上がりました。
太田は、二階の16号室にいる人。
現場に駆けつけると、金井という住人が殺されてました。
めんどくさいので省きますが、
こんな感じで、
金井を殺した人は誰でしょう?
っていう、問題が出されました。
ここで、太田という人が犯人だったら、ひどくツマラナイですよね?
子供ごころに、そう考えて何度もアタマをひねりました。
弟や同じ社宅の歳上の子に聞いたりして、誰も犯人を確定できませんでした。
自分の推理に自信が持てなくて、寝ても覚めても、真相が気になりました。
どの部屋だと、悲鳴を聞きやすいかとか、部屋番号に謎が隠されているかもとか、考えました。
太田の隣の17号室が空室というのも気になりました。何かそこに意味があるのでは?
アパートに名前があるだけで登場しない人物もいました。その人が犯人というのも、アリなのかナシなのか?
考えれば考えるほど、難しくなってきました。
それなのに、肝心の雑誌を、解答編の号を買うのを忘れてしまいました。
それから、雑誌の推理クイズがキライになってしまいました。
モヤモヤして、すごく気持ち悪かったです。
解答が繰り越されるものは、カンベンです。
だから、一冊で、ちゃんと最後まで、完成している「推理小説」が好きです。
それが、江戸川乱歩の
「呪いの指紋」でした。
子供の誘拐や美術品の窃盗しかしない、怪人二十面相に飽きたころです。
その後、乱歩の殺人の出る小説ばかり、読むことに。
「一寸法師」
「時計塔の秘密」
「魔術師」
「緑衣の鬼」
「地獄の道化師」
「影男」
「白い羽の謎」
「暗黒星」
ほか。
ただ、ポプラ社のは、所詮、子ども用に書かれたもので、原作はタイトルが違っているものが多数ありました。
「時計塔の秘密」→「幽霊塔」
「白い羽の謎」→「化人幻戯」
例の「カセットテープは知っている」
の真相ですが‥
単純なカセットテープのトリックでした。
太田は、犯人じゃありません。
アパートの見取り図を気にし過ぎました。
推理クイズというのは、深く考えちゃダメですね。
ちなみに見取り図って、小説でも、ほとんど意味を持たないです。(笑)

