こんばんは。
いつもありがとうございます。
他の戦と、まったく違う
「関ヶ原」を企てた西軍の首謀者・石田三成とは、何者か?
東軍vs西軍
徳川vs豊臣
家康vsアンチ家康
秀吉の亡き後の後継者争い、
というのが、天下分け目の関ヶ原です。
秀吉の死は、あまりにも、日本にとって大き過ぎました。
本能寺の変、以上の影響がありました。
よく、家康の家臣、本多正信が
「殿、これは願ってもない機会ですな」
と、陰険な笑みをもらして言うシーンをよく見かけます。
しかし、家康にしても、すぐに動くとか、アンチ三成派を利用して、天下人になってやろうとか、そこまでハッキリとしたプランはなかったと思うのです。
大河ドラマでは、2枚目の俳優さんが三成を務めるのが定番です。
一番ピッタリハマった俳優は去年の山本耕史さんだと思うのですが、脚本家の都合で関ヶ原シーンがカット。
大河史上前代未聞とも言うべきこの出来事は、多くの大河ファン・視聴者をがっかりさせました。
で、
一体、石田三成は何者?
豊臣家のなに?
秀吉は、信長に仕えていく中で、どんどんどんどん、出世していきました。
今ふうに言うと、急成長企業。
人を増やさねばなりません。
秀吉は鷹狩りの帰り、とあるお寺に立ち寄ります。
ノドが渇いています。
「お茶を飲みたいのだが、一杯もらえまいか」
まだ少年の可愛らしい坊主が出てきました。
秀吉に大きい器でぬるめのお茶を出します。
ぬるいから飲みやすいです。
グビグビ飲んでしまいます。
すると、さっきのより、小さ目の器で、少し熱めのお茶が🍵出てきます。
それを飲んで、あらためて、秀吉はお茶を飲んでいることを意識します。
最後は、小さい器に、つまりエスプレッソのカップに、
濃くて熱いお茶を入れて持ってきます。
秀吉は、じっくりそのお茶を味わいます。
もうこの時に秀吉は、この佐吉という少年の尋常でない気働きに気がついていました。
「よかったら、わしについて来ないか?」
彼をスカウトします。
佐吉少年に否はありません。
案外、それを狙っていたかもしれません。
この佐吉と同時期に採用された少年や若者は沢山います。そして、彼らが子飼いと呼ばれ、秀吉の下で活躍します。大量採用ですね。
佐吉少年は
とにかく利発そうな顔をしていた、
というのが小説における定番となっています。
そして、秀吉が言うには
「自分と同じ知恵を持つのは佐吉だけじゃ」
と高評価なのです。