こんばんは。
清張ミステリー案内人・稲葉の白兎です。
今夜は「黒革の手帳」第六回でした。
来ましたね。
急転直下。
♫真っ逆さ〜まに落ちてディザイア
前回が妙に静か過ぎて、今日の前触れのような伏線はありましたが‥
今日は、すごかった!
やっぱり、すみえさんは飛びましたね。
USBメモリーは、案じたとおり偽物でした。
理由はわからないけど、ママを裏切る気配濃厚でしたね。
元子ママ役の女優さんの、目の演技がすごかった。この人、こんなにキレイな人だったんですね。
陰で全員が手を組んで、元子にカウンターパンチ。
オリエント急行か?
あの銀行上司の人って、「倍返し」が流行語となった「半沢直樹」に出てた人ですよね。
まさに倍返し。
全員の中には、江口洋介は入ってなさそう。
この人は、ホントにいい人なんですね。
暗い過去ありそうですけど。
「ルダンの物件から手を引け。君は思い上がってる」
前回もそうだったけど、このセリフは、ママに惚れてないと出ないよなぁ。
「思い上がり」とは、ちょっと違うんだけどね。
そもそも、伊東四郎の長谷川が持ちかけた売買契約、ふつうの人なら、条件が厳し過ぎないか?と疑問を持つところですよね?
でも、調子づいて有頂天になっている元子は、少しおかしいことに気がつかない。
それこそ、先日からずっと話題にしていた「甲子園の魔物」です。
物事が上手く運んだ時に、最大の油断が訪れます。
ホントに今夜は、ツッコミ満載で、
ゼミナール理事長の怪演技をはじめ、
理屈的に相当おかしい外科医の古愛人、
あまりにも的を得たセリフを吐きすぎるバカホステス、安島の、冴えないけど正妻カゼ吹かしてる実力妻‥‥
スポットを当てたい人が多すぎます(笑)。
で、イヤな予感。個人的に。
最後は、元子と安島が、ビンボー人に戻って、
二人ラブラブの生活を送る。
ヤダヤダ、それは!
元子はゼミナール理事長にチュウしてほしかった。(笑)。
では、稲葉の白兎、壊れないうちに退散です。