ついにやってしまいましただ。
新宿西口のルノアール。☕️
貸し会議室。
スッテーキな会議室。
何語?(笑)
今日は、稲葉の白兎、大発見です!
松本清張さんの歴史短編「腹中のむし」もとい、「腹中の敵」。
敵は本能寺にあり!
主人公・丹羽長秀の敵は自分だったのよ〜。
清洲会議以降、歴史の表舞台から姿を消し、後輩秀吉からの上洛要請をガン無視した信長株式会社の重役・丹羽長秀。
本日のお題は、織田信長の宿老丹羽長秀にスポットを当てた、「腹中の敵」について、ご参加くださったかたと一緒に読み解くことに。
優等生の悲劇!
どんなに表面を取り繕っても、秀吉への嫉妬と羨望が消えなかった丹羽長秀。
何で、
前田犬千代みたく割り切らなかったのさー。
百万石残せたかもわからんのに。🏯💰
長秀さんは、そんな自分に愛想が尽きて、ストレスを抱え、癌になって‥‥。
秀吉は、そんな長秀さんの胸中を知ってか知らずか、ケロリとして天下人街道を驀進!
風の便りに聞く👂秀吉の、賤ヶ岳の後始末。
信長の遺児の後見人役は何処へやら。
自分ばかりアピールして、天下人気取り。
柴田勝家の味方をした信長の三男を切腹させ、恩人の妻子を磔。
かつて自分に対して、卑屈なまでの笑顔を見せていた、あの猿秀吉が、よもや、そこまでやりたい放題やるとは‥‥。
確かに、秀吉は色々と器用で気の利いた男ではあった。人を味方につける天才だった。
自分もそれほど遜色はなかったはずなのに、どこで差がついたのか?
本日は、長秀さんは、ホントはどうなの?
ってことや、元々の器とかを掘り下げ、
セッションをしました。
素っ晴らしい意見が続出。目からウロコ。
秀吉にあって、長秀に欠けてるもの。
長秀さんは、明確なビジョンを持たなかったため、自分軸を他人に預け、明智、柴田、秀吉に振り回されたのではなかろうか、と。
これ、自分に置き換えるとヤバいです。
痛いです。
秀吉のトントン拍子の出世は、彼なりに成功の絵を明確に描いていたのではないでしょうか、と。
短期目標に長期目標。
準備があったからこそのチャンス。
敗北しても、あいつには敵わないな、と
割り切れなかった長秀の弱さ。
でも、あなたも、そんな長秀さん、わかりますよね?
「人間らしいし、共感はできる。そこが丹羽さんであるが所以」
という意見も出ました。
納得歴史観。
あー、楽しかった。
あなたは彼にどんなアドバイスをしますか?
