こんばんは。
高校野球の予選、花盛りですね。
沖縄は興南がすでに代表を決めています。

新聞の試合結果欄で、ついつい大阪の◯L学園を捜そうとしてしまいます。

そうだ、もう登録抹消してたんだっけ。

これが毎年続くなんて、悲しい😖
寂しい。虚しい。

母校の登録抹消より悲しいですね。
風物詩が一つ消えたわけですから。

自分と同じことをして我に帰る人がたくさんいるんだろうなぁ(笑)。希望ですけど。

そうそう、桑田真澄。
池田高校の3連覇がかかっているとき、
怖るべき15歳4ヶ月の天才投手誕生。

彼は、あの◯Lの寮で、数々の伝説を。
①彼だけ上級生から殴られたことがない。
おそらく◯L史上初
②匿ってくれる仲の良い上級生がいた
③三年間、彼女がいた(男女交際禁止である)
④毎朝5時に起きて全フロアのトイレをひとりで掃除してピカピカにしてた。
⑤勉強はクラスで一番。特に英語ができた。

全国優勝成し遂げた後、上級生は桑田の甲子園での功績から、免責というか、下級生の義務を外れても仕方ないと覚悟したそう。それが寮内での態度は変わらなかったとのこと。

③‥離れ業(笑)。要領が意外といい?
④‥自主的にやっていたこと。もちろん、内緒で。
トイレ掃除が大好きだという記事を読んだ時は、変わった子だと思いました。30年も前です。

何年か前、スポーツ雑誌で元巨人の江川卓との対談があり、こんなこと言ってます。江川卓と言えば、元祖怪物。作新学院で、バッタバッタと三振に打ち取り、その怪物ぶりは伝説になってます。
でも、意外と甲子園で活躍してないどころか、サヨナラ負けとか悲惨な目に遭ってます。
「江川さん、野球の神様に見捨てられてますね(笑)」
桑田は、◯Lはすごい人が多くて、野球の練習だけではダメだと思い、野球の神様に好かれることを意識したとのこと。
今は「神ってる」とか「神◯◯」と、やたらに神をつける言葉が流行り、「神社めぐり」もブームになっていますが、彼はその何十年も前から「野球の神様」を信じていたのです。
その効果は、実に不思議で、ある時桑田の遠投を見た外部のコーチが、中村監督に「私が全責任を持つので、ピッチャーとして残してください」と嘆願。投手はポジション争いが最も熾烈。
投手残留どころか、中村氏はいきなり公式戦に登用。
その後の活躍は大衆の知るところです。

追伸:  明日、松本清張「黒革の手帳」スタートです!