藤原竜也という俳優がいます。
代表作はバトルロワイアルともカイジとも言われています。
この二つの作品の役柄の共通点、
それは、ゲームでイヤなことをやらせられる(笑)。
ホント、藤原竜也さんって、犯罪者か無理やり犯罪者の役が多いですネ。❤️
ここで意味のないハートマーク(笑)。
昨日、松本清張の歴史短編「戦国権謀」の紹介をさせていただきました。
大丈夫です、ちゃんと藤原竜也さんに着地しますんで(笑)。
家康の参謀として同時期に活躍した本多正信と本多正純親子の、どちらかといえば、正純の栄光と挫折の話をしました。
正信は、徳川幕府を開くお手伝いの黒幕として、わりあい映画やドラマにも出て来る事があり有名です。
家康が「佐渡」と呼んで、そばでいつも密談する陰険そうなジイさんです。
その息子・正純(まさずみ)は、ドラマでは出たり出なかったり。
家康か秀忠のそばで、若いのにエラそうに仕切っている、これまた陰険そうな家来が出てきたら、正純です。徳川家版・石田三成といったところでしょうか。
実際、そういうタイプですね。キレて実務家。
家康もそこが気に入って重用してました。
それは、家康が健在だった頃はよかった。正純タイプは、自分を片手のように使う権力者がいる内はいいですが、権力者が変わると、行き場を失います。
石田三成は賢いから、それもわかっていました。
だから、関ヶ原で一発逆転を狙ったわけです。
社長が息子に変わると、前の重役たちは隅に追いやられるのは、今の企業でもよく見られることでしょう。
正純の悲劇というか喜劇は、そこをわかっていませんでした。自分の力を信じ過ぎたんでしょう。家康や父親が死んでも相変わらず傲慢に振舞ってました。秀忠は正純が大嫌いでした。おそらく。(笑)。加増を断わったとしても、この性格では早晩駆逐されたでしょう。
「宇都宮釣り天井事件」は、秀忠が家康の7回忌で日光東照宮に行った際、宇都宮の正純の城に泊まることになっていたことから起きました。
釣り天井で将軍の暗殺を画策していると、まことしやかな噂が流れました。
何だ、釣り天井って⁉︎ (O_O)
と私が「宇都宮釣り天井事件」なるものを知った時の感想。
意味がわかりませんでした。
藤原竜也の映画に「インシテミル」があります。
数年前でしょうかね、上映は。
これは、10人ばかりの老若男女を別荘に集めて、そのメンバーでルールに基づく殺し合いをさせられるお話。生き残った2人を勝者として高額賞金💰が支払われるゲームをさせられるのです。
詳しいルールはちょっと忘れましたけど。
犯人当てもさせられて、犯人は怪しまれてもいけない。バレるとゲームオーバー。攻撃と防御のための武器が1人一個ずつ与えられます。
毒薬だったり、ナタだったり、それも全員違います。
さて、その中に「釣り天井」の仕掛けを有している人物がいました。
天井そのものがシャンデリアごとドッスーンと、落ちてきて、部屋にいた人は全員おだぶつという一発必中の、恐怖の凶器です。
この映画を観て、繋がりました。💡
そうか、釣り天井の仕掛けってこんな感じなのね〜〜。
おっそろしーー。