こんばんは。
松本清張の新ドラマ、楽しみですね〜。
主演の女優さんがやや心配と、皆さん同じことを考えていらっしゃいます。

NHKの「ダーウィンが来た」
という動物番組があります。
大河ドラマ「直虎」を毎週見ているので、時々、この大河の前にやっている「ヒゲ爺」とやらが出てくるこの動物番組を、見ることがあります。
先週の日曜日も、この「ダーウィンが来た」をついでに見ていたら、俳優の香川照之さんがちょこっと出てきまして‥。
何かを解説したあと、トンデモないセリフを言いまして‥。
聞き間違いでなければ、
「私は捜査一課長だから」と最後にこう言ったのです。
ええっ、ソレって、よその番組の役でしょ⁉︎
∑(゚Д゚)

某民放ドラマの某日曜劇場の香川さんの役職です。しかも同じ日の大河の後の時間帯。
NHKで怖ろしいこと言いますね(笑)。

そうそう、このドラマに友人知人の娘さんがエキストラで出ていまして、スマホでその出ているワンシーンの写真を今日、見せていただいたのですが、シッカリ役者さんに挟まれて映っているのです!
恐るべし。
ついでに岡田さんはカッコよかったとのこと。

捜査一課と言えば、言わずと知れた殺人課であります。このドラマでも、「踊る大捜査線」でも、組織ということで、足の引っ張り合いや、縄張り争いが出てきますが、松本清張の作品には、あまり、そういう縄張り争いみたいなものが、出てこないんですよね。

出てこないほうが、事件の謎に集中できるから、読者としては好都合。
ていうか、それが当たり前だと思っていました。
みんなで知恵を出し合って、事件を究明し、犯人を取っ捕まえるのは当たり前だと思ってました。
だって殺人事件だし。
ゴキブリが出たら殺すのは当たり前で。
Dさんのウチに出た奴は殺さなくていいとか、そんなことはないでしょう?
どこの家に出ても、見つけたら、出来るだけ駆除に努めるのは当たり前。
ところが、
そうでない人もいるんですね。
実際。

警察もそうらしくて、
同じ社会派推理の第一人者・森村誠一の作品には
縄張り争いが煩瑣に出てきます。
高校生のような若い時に読んだときは、意味がわからなくて、管轄が違うと、無視とか意地悪とか容喙とか‥いろいろ出てきまして。
それが、すっごーく、読んでて邪魔なんです。

刑事同士のモメ事や組織の考えといのが、謎解きと相反するもので、その描写、要らない!
内部の事情は最低限にしてくれ〜、と思いました。

社会派だったら、逆に警察同士の功名争いや利害を出しても普通かも知れませんね。
社会派でも清張と森村は、その辺がずいぶん違うな〜と感じました。
清張はドロドロ系なんですけど、警察のドロドロには触れることが少ない感じがしました。

刑事が主人公ですがせいぜい、予算が少ないから空ぶると、課長に経費のコトで文句言われるなあとかその程度。そっちに慣れてしまった。

警察小説ならいいけど、あんまり内部の人間関係や出世とか、読んでてウザイからヤメてください、リアル追求すると、推理の面白さがなくなるでしょ。
と、森村作品には言いたいところ。
西村京太郎はどうだったかな?