推理だけでは、逮捕状の解答は埋められません。
そこで、ヒントという名の証拠が必要となります。クイズやなぞなぞを解いて、正解すると、ヒントや証拠物件のある部屋に案内されます。
そこで、初めて推理に必要なアイテムを手に入れられます。
ヒントの色画用紙でできた紙キレがパンフレットに最初から入っていましたが、リピーターと初参加では、色が違ってました。当然中身も別です。
リピーターだとヒントの質が高くなるか低くなるかはわかりませんでした。
よそのリピーターから、ヒントの交換を持ちかけられました。そのリピーターさんは、私の紙キレはチラッと読んですぐ返し、自分のは、もう見たのでいらないのか、そのままくれました。

去年の問題は、3つの殺人事件が学園の寮で起こり、第一の殺人と、第ニ・第三の殺人は犯人が別でした。共犯ではありません。
第一の殺人の犯人名、第ニの殺人の犯人名、第三の殺人の犯人名と、欄が三箇所あり、普通に考えて、三つとも同じ人が犯人というのはないんじゃないかと、思いますよね。
逮捕状に書かされるのは、犯人名、根拠の他に、例えば、凶器。犯行時刻、場所などがあります。

手に入れたアイテムに無駄なものはありませんでした。
例えば役者と役名の書かれたパンフレットとは別に、「寮の見取り図」がありました。
普通の推理小説でもよく載ってますが、だいたい見ても意味がないです。
ところが、ここでは、その見取り図も大事な推理のヒントでした。
なぜ、わざわざ寮の見取り図を書いた紙が挿入されているのか。これだけでも、犯人は職員ではなく、寮生だと疑うべきでした。逆に言うと、どれも推理に必要であり、中身をいかに活かすか。
なんかシャレ?{CC05D4E1-9C0F-4374-8F87-9EF059BA8FE7}