「点と線」の続きになりますが、
今でもあると思いますけど。(笑)
それは、後で述べるとして、
小学生のころ「刑事コロンボ」よく見てました。父親だかがよくテレビ見てたので、自然と見る羽目に。
面白いんですよね。皆さんもご存知のはずで、わざわざ言う必要もないですが。20代のかたはどうかな。
よれよれのトレンチコート着て、壊れかけのプジョーに乗ってて、背が低くて髪がモジャモジャで、「うちのカミさんがね」
「も一つ、聞いていいですか」なんて妙に調子よくてね。
刑事ドラマ、流行ってました。
しかも、うちの近くに「東洋現像所」という会社があって、今はイマジカって名前になっているみたいです。シャレじゃないですけど。
とにかく、この現像所が近くにあるせいで、よく近所で刑事ドラマの撮影をやってました。
「今日、どこそこで撮影やってたよ」これが我が家の日常会話。それを聞くと家を飛び出すことも。誰がいたかによりますけどね。
「夜明けの刑事」という番組が水曜夜8時にやってまして、このドラマが面白いんです。
「犯人探し」「アリバイトリック崩し」が出てくるんですよね。それの撮影がしょっちゅう、現像所の近くであるんです。
私の中で「刑事」「探偵」「推理」は、趣味であり、日常でありました。
また、友達も、同好の士が多かった。
クラスのリーダー格の子が「刑事ボロンゴ」なんてふざけて漫画にして描いていました。私も一緒に犯人捜しの推理クイズや小説にハマって、友達と「切磋琢磨」してました。
そんなこんなで、お待たせしました。
「名探偵登場」というワニブックス🐊を友達が貸してくれて‥。
すごい本でした。世界中の名探偵が一堂に紹介されているのです。
「ズルい、何でもっと早く教えてくれなかったの!」
さては友人め、この本から話のネタをパクってたのか。
それに松本清張が載ってたかどうかは、定かではありません。でも、一つのきっかけでした。
このテの案内本の中に、ある日、「点と線」を発見しまして‥‥。
「点と線」‥それは時刻表トリックの作品だと。
時刻表というアイテムが、私の心臓を直撃。
時刻表自体が、点と線でできているからこそのタイトルというのにも、ココロを揺さぶられました。ふつうに漢字が一番多いと思いますけどね。
改めて、うちにあった大型時刻表をしげしげと眺めました。
わからん!!
清張さんはこれの何を発見したというのでしょう。