先日、笠懸町のスナック・ブレイクタイムにお邪魔した時に、マスターから、30日に笹舟会のパーティがあるけど、唄ってみる?と声が掛かり、指定時刻の2時ちょっと前に、駆け付けました。赤いドレスに着替えて唄いました。


笹舟会 会長さんと。『また何かのお集まりの時に、声を掛けて下さいね。』とお願いしておきました。


 
皆さんの手作りの天ぷらや、お蕎麦をご馳走になりました。私が食事する頃には、皆さん、お開きとなり、慌ただしく片付けを始められました。もっと早く来れば良かったです。『2時に来て。』と言われたら、2時前に来ちゃいけないのかな?悪いのかな?と思って、正直に2時に来てしまう私です。


到着してすぐ、ドレスに着替え、2曲唄って、抽選会が始まり、その間に私服に着替え、ブレイクタイムのマスターが『食事食べてく?』と言うので、折角のご好意、無駄にしたら、バチが当たります。有り難く『頂きます。』と応えて、食事を食べ始めました。

笹舟会の会長さんの隣で、少々会話しながら、お食事を頂いていると、締めの挨拶に会長が呼ばれて行き、『まだ、唄いたい人は、少々時間あるから、残って、唄って下さい。』と言ってましたけど、皆さん、バタバタと、お帰りになりました。

本当に慌ただしかったです。出番前に、ちゃんと、音響の所にいた司会者には、『お世話になります。』って、挨拶したのに、歌手の早川晃司さんのマネージャーが食事している私の所に来て、『司会の人が、挨拶がないって、言ってるよ。ちゃんと挨拶した方が良いよ。』なんて言うから、私は、『ちゃんと挨拶したのに、聞こえなかったのかね?』と言いました。すっかり気分壊しましたよ。

こっちとら、何年やってると、思ってるんだよ。挨拶は、人間関係の基本だよ。挨拶しない訳ないだろ。馬鹿にするなよ。美沢めぐみは、挨拶もしない。なんて周りに言われたら、困りますからね。こちとら、ちゃんと挨拶しましたからね。



すると、マネージャーが、『落合さ〜ん。』と、司会者を呼ぶと、昔から知ってるあの落合さんでした。仕度も、いつもの洒落た背広の仕度じゃなく茶だったか紺だったか?チョッキのセーター姿で、普通のおっさんの格好なんで、専門の司会者だとは、思いませんでしたよ。司会者なら、司会者らしい格好してないと、分かりませんよ。

『落合だけど、めぐみさん、久しぶりだね。』とか何とか、声掛けてきてくれれば良いのに。そしたら、落合さんだと、分かったのに。お互いだけど、前より、年取っちゃったからね。パッと見て分かりませんでしたよ。


着替えたら、すぐ出番だったから、会場入りして、音響機材の置いてあるテーブルの前にいる後姿のおっさんに、『お世話になります。』って声掛けたの。振り向きもしないんだよな。『この人、誰かな?』と思ったけど、まさか、落合さんだとは、気がつかなかったよな。だって、暫く見ないうちに、変わっちゃってるんだもん。相手は、私の事、分かっているから、私も相手の事、分かっていると思ったら、大間違いですよ。誰も司会の落合さんだとは、紹介してくれないし、名刺交換の時間も、打ち合わせの時間もないし。

本当、不運でした。たまに、落合さんから、仕事でも、もらって会っていたら、顔を忘れる事もなかったんでしょうね。一度も、仕事もらった事もないし、偶然一緒の仕事もないし。

こちらは、言われた通り、2曲唄ったのに、そのおっさんは、『みんな、(呼ばれて来た地元の)歌手の人は、1曲ずつと、決まってるのに、1人だけ、2曲も、唄って、大変申し訳ありませんでした。お詫びしておきます。』とか、言ってるんですよね。みんな1曲しか唄えなかったなんて、私は聞いてないし、知らないし、そんな言い方すりゃあ、私が惨めじゃ、ありませんか?嫌味ったらしい言い方ですよね?あっちの方が、失礼な人じゃないですか!  だから、終わってからの挨拶は、丁重にやる必要ないと、判断したんですよ。

今回、笹舟会の仕事は、ノーギャラで駆け付けたんですよ。唄わせてやった。と云う高飛車な気持ちがあるから、『挨拶がない。』なんて云う言葉を発する気持ちになるんじゃないですか?印象悪いですね。悪いけど、うちに秘めて、むしゃくしゃしてるよか、良いから、本音で書かせて頂きましたよ。  

先に生まれたからには、先に挨拶して、見本が見せられる人間に、成長して欲しいもの。


終えてから、笠懸町のカラオケのお店、ブレイクタイムへ。常連の小倉義雄さんに、電話すると、丁度、桐生で買い物中で、15分くらいで行ける場所にいるから、歌が聴きたい。と云う事で、ブレイクタイムに駆けつけると、バッタリ店の前で逢いました。  

小倉さんは、前橋の山本時枝さんと一緒に、私がアッシー君で、岩手県観光したお友達です。



6時から、もみじが始まるから、行ってみる?小倉さんに、誘われて、みどり市大間々町大間々のスナックもみじに、行きました。『めぐみさん、久しぶりだね。マスターは、亡くなったよ。』とママ。マスターは、2〜3年前にお亡くなりになったそうです。

1,000円で、食事付きです。


後から、常連のお客さんも偶然来て、『めぐみさんの前のCDは、(粕川の)元気ランドで買ったよ。』ママさんは、歌も聴かないうちに、『夜の糸ぐるまのCDあるの?新曲の方もあるの?』と言って買ってくれました。以前、随分前ですが、2回くらい、歌謡ショーで、使ってくれました。

元気ランドで会ったと云うおじさんは、『(榛名恋唄のカップリングの)愛妻のメモリーが聴きたいな。』と言うので、ラジカセを持って来て、聴いて頂きました。もみじは、第一興商なんで、入ってないんです。『そうか、入ってないのか?いつ入れるの?』なんてお客さんに聞かれましたが、お金がかかるんですよ。

もみじの営業は、夜の9時半まで。お開きとなる頃、『愛妻のメモリーが欲しいな。』と言われて、愛妻のメモリーをリクエストしてくれたお客さんが、買ってくれました。

本日は、ママやお客さんがCDを買ってくれた事の他、ママが、『榛名恋唄は、うちの店でよく唄われていて、みんな、競争で唄っていますよ。』と言ってくれた事、『愛妻のメモリーが聴きたいな。』とリクエストされた事など。嬉しい言葉の財産を手に入れる事が出来て、本当に良かったです。

元気ランドで会ったおじさん、『うちの娘も、めぐみだから、すぐ、名前、覚えたよ。うちのめぐみは、旦那に、首を絞められて、殺されそうになったって言うから、旦那の所に行って、慰謝料も、養育費も、なんにもいらないから、うちの娘と、別れてくれ。と言って、別れてもらったよ。』と言っていました。他人事(ひとごと)ではなかったです。