こんばんは、
JUJUです![]()
前回の『ちょっといい話』にコメントして下さった方がいたので、
嬉しくなって今回もちょっといい話を。。。笑
しかも『考えさせられるちょっといい話』です

またまた本から抜粋しますね![]()

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
ある日曜日の朝、ニューヨークの地下鉄で体験した事を、
私は忘れる事ができない。
乗客は皆、静かに座っていた。
ある人は新聞を読み、
ある人は思索にふけり、
またある人は目を閉じて休んでいた。
すべては落ち着いて平和な雰囲気であった。
そこに、ひとりの男性が子どもたちを連れて車両に乗り込んできた。
すぐに子どもたちがうるさく騒ぎ出し、
それまでの静かな雰囲気は一瞬にして壊されてしまった。
しかし、その男性は私の隣に座って、目を閉じたまま、
周りの状況に全く気付かない様子だった。
子どもたちといえば、大声を出したり、物を投げたり、
人の新聞まで奪い取ったりするありさまで、
なんとも騒々しく気に障るものだった。
ところが、隣に座っている男性はそれに対して何もしようとはしなかった。
私は、いらだちを覚えずにはいられなかった。
子ども達にそういう行動をさせておきながら注意もせず、
何の責任もとろうとしない彼の態度が信じられなかった。
周りの人たちもいらいらしているように見えた。
私は耐えられなくなり、彼に向かって非常に控えめに、
「あなたのお子さんたちがみなさんの迷惑になっているようですよ。
もう少しおとなしくさせることはできないでしょうか」
と言ってみた。
彼は目を開けると、
まるで初めてその様子に気がついたかのような表情になり、
柔らかい、もの静かな声でこう返事した。
「ああ、ああ、本当にそうですね。
どうにかしないと、、、、、、。
たった今、病院から出てきたところなんです。
一時間ほど前に妻が、、、、、
あの子たちの母親が亡くなったものですから、
いったいどうすればいいのか、、、、、。
子どもたちも混乱しているみたいで、、、、、」
その瞬間の私の気持ちが、想像できるだろうか。
突然、その状況を全く違う目で見ることができた。
違って見えたから違って考え、違って感じ、
そして、違って行動した。
今までのいらいらした気持ちは一瞬にして消え去った。
自分のとっていた行動や態度を無理に抑える必要はなくなった。
私の心にその男性の痛みがいっぱいに広がり、
同情や哀れみの感情が自然にあふれ出たのである。
「奥さんが亡くなったのですか。
それは本当にお気の毒に。
何か私にできる事はないでしょうか」
一瞬にして、すべてが変わった。
7つの習慣より
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頭の中を覗きでもしなければ
相手が本当は何を考えているか
すべて理解できないですよね
この話を読む前は
例えば車の運転の時に
「あのおばちゃん突っ込んできて危ないな!」
と、ただただ怒るだけでしたが、
今は
「もしかしたら、遅刻しそうなのかも。」
「もしかしたら、家族に何かあったのかも。」
と、考えられるようになりました![]()
もちろんそう考えられない時もありますが、
この話を知っているのと、知らないのとでは
私の中では大きく変化がありました![]()
![]()
Thinkに来て下さるお客様もたくさんの事を
お話して教えてくださいます
年齢や性別を越えて、色んな方からお話を聞ける
美容師というお仕事は本当に素晴らしいなと感じます![]()
Thinkを通して、blogを通して、
関わって下さるすべての方に少しでも有益でありたいと思います
今日はちょっと真面目モード

それでは、おやすみなさい![]()

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