日本人は頭がいい。よくいわれてますよね。


パリス・ヒルトンが「ロンドンってどこ~?」的な発言をしていて驚いた記憶があります。

アメリカって地理をあまり学ばないのでしょうか?


たしかに、義務教育があり、関数の計算からボタンつけまで

まんべんなく学べますし。


さて、そんな日本人の通う「学校」

そのルーツが出来たのは明治のはじめ、当時出来たてホヤホヤだった明治政府は、

廃藩置県のわずか4日後に文部省を創設し、その翌年、小学校から、中学、大学へと進学する

【学制】を発表しました。


なぜ、こんなにクイック&スピーディーな政策を推したかというと、

当時の日本は、一刻も早く西洋の国々に追いつきたかったのです。

手漕ぎの船な日本に来た黒船のインパクトは凄まじかったと思います。


なので、政府は人材を育てる為、「教育こそ国のキホン」と考えたのです。


それまでの「学校」といわれていたものは、武士が行く「藩校」や、

庶民が通う「寺子屋」など、各地でバラバラに運営されていました。


しかし、それでは将来の日本をしょって立つ優秀な人材がなかなか育たない。

そこで政府は、貧富の差に関係なくだれもが通える【学校】をつくったのです。


自分のためにする勉強も昔は「日本のため」だったんですね・・・本


ノーベル賞を4人も受賞したあたり、明治政府の考えは正しかった!?