私は28年間、自分でも出来ていると思い込んでいた事がある。
自分の時間を有意義に使っているはず、と。
でも、数パーセントでも孤独や不安や劣等感・ひがみなどを感じながら一人の時間を過ごしていた。
息子の迎えまでにさみしさが紛れる方法はないか。
あの子はあんなに幸せにしているのに私は違う。
こういう風な奥底から湧いてくる浄化されていなかった感情
による行動しか出来ていなかった自分が居た。
自分の居場所を自分で生み出すことが苦手だった。
しかし
この隔離された環境の中で新しい境地に辿り着いた。
自分軸とはこういう事かと実感している。
さみしさや孤独感を超えた先が少しわかった。
今は抗がん剤の副作用でとってもいつも通り動けなかったり、
薬や点滴などによる不安発作になるときもある。
自分の制限を超えるためのものと考えしっかりと向き合っていきたい。
翠蓮