GW中、伊豆へ音楽のお勉強に行って参りました。

 

演奏法を学ぶでもなく、音楽理論のみを学ぶでもなく・・・。

「音と人類の発展の関係性」についてお話を聞き、体感するという2日間。

 

先生はオイリュトミー(シュタイナーの身体芸術)のプロで、作曲家です。

集まった参加者もシュタイナー世界でのプロばかり。

 

ド素人は私一人・・・。

 

 

でも、本当に興味深いお話でした。

 

一番心に残ったのは、西洋と日本との決定的な違いです。

 

簡単に言うと、西洋人の生きている世界と、日本人の生きている世界はまったく違うということ。

なぜかというと脳の使い方がまったく違うから。

 

右脳と左脳がどんな使い分けされているかは、昨今よく言われていますね。

ダニエル・ピンクの提唱する新しい価値観も、右脳の働きを切り口にしています。

 

一般的には、左脳が言語を操り、右脳が空間や音楽の認識などを行うといわれてきました。

ところが、日本人と西洋人では音の種類によって反応する部所が異なることがわかったのです。

 

角田忠信氏の研究によって、「日本人の脳」という本にその事実がまとめられています。

 

西洋人の場合、言語は左脳、それ以外は右脳で処理される。

日本人は、言語・邦楽を含む自然界にある音はすべて左脳で、人工的な音は右脳で反応する。

 

ここで、日本人のすばらしさが明らかになります。

 

日本人は自然の音を「言葉」として感じることできるのです。

鳥の鳴き声をおしゃべりと感じたり、雨音を聞いてしっとりした気分になる・・・。

日本人ならわかりますね?

でも西洋人にはこの気持ち、わからないのですよ!

 

なぜこの違いができるのか?

それは言葉の違いです。

 

日本語はすべての音に母音があります。

こんな音の言葉は世界的にも、日本語とポリネシア語だけだそうです。

 

自然と心通じ合わせられるのは、日本人とポリネシア人だけ♪

 

素晴らしい俳句を作り、それに感動できるのは日本語で育った者の特権。

 

 

我々日本人は、理論でも、音楽でも、「欧米発」をありがたがる傾向がありますが、これをそっくりそのまま日本に取り入れるのは、実は残念な結果になってしまいそうです。

 

だって、欧米人と脳が違うんだもの。

 

経営論だって、組織論だって、心理学も・・・すべて、エッセンスはいただくことはあっても、必ず取り入れる前に日本式に変換しなければ毒となる可能性さえあります。

 

理論より前に現場が優先されなければならないのですね。

 

 

せっかくの豊かな日本人脳、最大限に使って、豊かに生きていきたいですね。

 

それには、やはり、日本語を尊重し大事に扱っていくこと・・・。また、日本語を培った日本の自然を大切にすることだと思います。