昨日、禅僧の装束が最高にセクシー・・・ってブログに書きました。

カッティングだけでなく、素材感、色の組み合わせ、そんな色々な要素が溶け合って、あのセクシーさが実現されているのです。

なんといっても、置いてあるだけではただの布。禅僧が着けて、初めてその色気がでるというライブ感♪

 

そして、もう一つ大切な点は・・・。

 

実用的であることです。

 

空調がほとんどない場所で、長時間の座禅などをあの装束でするわけです。

着心地、肌触り、温度調節・・・・いろいろなことがクリアできている・・・。

 

まさに、デザイン力!

VIVA! 日本。

 

そういえば、最近の家、心から素敵だなーと思えるものが少なくなりました。

 

先月、丹波篠山の城下町に宿泊しました。

街中には武家屋敷がそのまま残っていて、100年以上前の建物が宿泊施設としてリノベーションされオープンしたのです。

 

私の通された場所は、ある銀行家の家で茶室として利用されていた建物です。

 

天井の竹編みといい、柱といい、細部から全体のニュアンスまで、心を打つようなしつらえでした。

そして、居心地も抜群!

 

こうした古民家ホテルや、古民家カフェなど、昔の建物が人々の関心を惹きつけています。

きっと、本当の日本のデザイン力が求められているですね。

 

 

 

ビジネス書の中で、私の好きな著者にダニエル・ピンクという人がいます。

彼が10年以上も前に出した著書、「ハイコンセプト」に「、6つの感性(センス)」というアイディアがあります。

 

左脳だけで勝負できる時代は終わった。これからは右脳主導で、新しい全体思考を培うことが必要になってくるというのです。

そのキーとなるのが、「6つの感性」です。

 

そして、その中の一つに、『機能だけでなく「デザイン」』・・・というポイントがあるのです。

 

少し前の日本にあったデザインを思い起こせば、この国の人々は卓越したセンスを持っていることがはっきりわかります。

 

ただ、これを伸ばして現実化するには大きな価値観の転換が必要だと思います。

 

価値観を転換させるのはなかなか大変・・・。

地味な方法ですが、一人一人が、改めて自分の思いをじっくり見つめることが一番ではないでしょうか?

そのために睡蓮荘はコーチングを学び、たくさんの方のサポートをしようとしたんだな・・・とふと、今自分の思いを確かめてしまいました(笑)

 

 

ダニエルのあと5つのポイントについて、追ってブログでお伝えしたいと思います。