キャバレーのホステスになった修道女の身も心もボロボロの手紙、上京して主任の毒牙にかかった家出少女が弟に送る手紙など、手紙だけが物語る笑いと哀しみがいっぱいの人生ドラマ。

 

全編手紙や、公式の書類だけで話が進んでいきます。

内容は、

 

 プロローグ 悪魔

 葬送歌

 赤い手

 ペンフレンド

 第三十番善楽寺

 隣からの声

 鍵

 桃

 シンデレラの死

 玉の輿

 里親

 泥と雪

 エピローグ 人質

 

どれも一つづつが『おお!』と驚きの最後。

読んでいて、『次の結末はこうなるだろう』

と思っていても良い方に裏切られます。

それに、この本、

ぼーっと読んでいては置いて行かれてしまいます。

私はぼーっとしていたので、2回読みました。

それでも面白い!

 

是非読んでみてください。

間違いなしです!

まずは、この曲からお聴きください。

サックスの後のピアノの演奏が、守安祥太郎です。

 

 

いかがでしたでしょうか?

これが1954年の『モカンボ・セッション』です。

『モカンボ』というのは、横浜・伊勢佐木町のクラブの名前です。

このクラブで演奏されたんですね。

私はこの演奏を聴いたときに、日本にもこんな凄い演奏をする人がいたんだと、びっくりしました。

 

 

モカンボ・セッションについては、

Soul of Jazzさんのこの記事に詳しいです。

名盤「モカンボ・セッション!」を生んだ二つの軌跡 | Soul Of Jazz (ameblo.jp)

 

 

本の副題は、『天才ジャズピアニスト 守安祥太郎の生涯』

 

守安祥太郎が32歳で、

目黒駅で電車に飛び込んだ時までの生涯を描いています。

 

525ページというちょっと分厚い本ですが、

 

守安祥太郎のことをもっと知りたいという方は、読んでみては?

 

 

『そして、風が走りぬけて行った』 植田紗加栄著

この本は、1997年の講談社から出ています。        

 

12月になりました。

 

寒いですよね。

 

12月になってすることと言えば、

 

ユニクロのリラコ(女性用のステテコ)を履いていたのを

 

ボアスエットパンツに履き替えること。

 

トイレの便座の電源を入れることです。

 

いつも冷たいのを覚悟して便座に座っていましたが、

 

今日から解禁。

 

羽毛布団も、ウールの毛布ももう出してあるので、

 

準備完了。

 

これで、寒い日も安心です。

 

ガスファンヒーターも、もちろん出しました。

 

いつも外気温5度になるまでヒーターを点けていなかったのですが、

 

寒さに耐えかね、

 

今年からは外気温9度になったら、

 

ヒーターを入れることにしました。

 

歳をとると、寒いのです。

 

これでガス代が今季幾らになるか心配ですが、

 

風邪を引くともっとかかりそうなので。。。

 

節約生活なので、ちょっとビビってます。

 

といいつつ、

 

またCDを買ってしまいました。

 

バルネ・ウィランの『ニューヨーク・ロマンス』

 

メルカリで、700円也(送料込み)。

 

もちろん中古です。

 

この人のCDは、初めて買うのですが、

 

スイングジャーナルの、

 

ナントカディスク賞のマークがついていたので、

 

買ってもいいかなと思って。

 

録音は、

 

ルディ・バン・ゲルダ―というガツンとした音を出す人だそうです。
 

どんな音が聴こえてくるか、楽しみです。

ジャズ友達から情報を頂きました。

 

今映画館で、こんな映画をやっているよ、と。

 

それが『Jazz Loft  ジャズ・ロフト』

 

1950年代半ばに、マンハッタンのあるロフトで連日行われたジャズセッションを、写真家ユージン・スミスが記録していた録音テープ、写真を元に構成したドキュメンタリー作品。

 

公式サイトはこちら↓

『Jazz Loft ジャズ・ロフト』公式サイト (jazzloft-movie.jp)

 

友だちは、今晩見ると言っていたので、

 

多分千葉県で見るんだと思いますが、

 

私は渋谷のBunkamura ル・シネマで、見ようと思ったら、

 

もう上映終了していました。残念。

 

ジャズメインではなく、

 

写真家ユージン・スミスがメインみたいですが、

 

気になった方は、是非、見に行っては?

 

 

1958年、ニューポート・ジャズ・フェスティバルのドキュメンタリー映画『真夏の夜のジャズ(原題はジャズ・オン・ナ・サマーズ・デイ)』は、上の写真のイレーン・ロリラードの思いつきが実現したものだった。

 

『真夏の夜のジャズ』、私もDVDを持っています。

今見ると、地味な映画ですが、その当時としては、華やかだったのでしょうね。

 

1953-1960年のフェスティバルの裏方が書かれています。

主に、イレーン・ロリラードさんが、どうやってこのフェスティバルを開いたか。

そして、どうして、そのフェスティバルから追い出されてしまったか。

へー、そんなことが当時あったのね、と興味深く読みました。

 

1996年の本です。

図書館で借りた方がいいかも。。。

 

 

ビル・クロウというベース弾きの人が書いた、ジャズのお話。

 

実際にあった話を、面白おかしく書いています。

 

副題は、『あるジャズ・ミュージシャンの回想』

 

jazzファンだったら、色んな知っている名前が出てきて、

 

親近感が湧くというか、

 

『あの人が?』みたいな驚きもあって、是非読んで欲しい一冊。

 

jazzファンじゃなくても、

 

この時期のjazzの人って、そんなことしていたのね、と

 

楽しめるのではないでしょうか。

 

村上春樹が訳をしてくれているので、とっても読みやすいです。

 

1996年の発行です。

私は図書館で借りました。

 

本文は414ページ有ります。

 

最後は、村上春樹の『私的・レコードガイド』が付いていて、

 

本の中に出てくる曲が載っているレコードを教えてくれます。

 

是非、読んでみてください。

夕方からパソコン画面を覗いていました。

 

すると、

 

コツン、コツン

 

と音が。

 

アパートの上の階の人、帰って来たのかな?

 

と思っていました。

 

するとまた、

 

パン、コツン、コツン

 

と音がするんです。

 

それも近くから。

 

隣の部屋、空いているはずなのに、

 

誰か引っ越してきたのかな?

 

それにしても変だな、と思ってました。

 

あまりにもコツコツ音がするので、

 

寄っていくと、

 

自分の部屋のクローゼットが怪しい。

 

もしかして、ネズミ???

 

そんな馬鹿な!

 

どこからも入る場所がないのに。

 

でも、前に、外の水道のシンクの穴から、

 

小さなネズミが登ってこようとしたことがあって、

 

バケツに水を汲んで、流したことあったなぁ。

 

ネズミだったら、こわいなぁ。

 

と思いつつ、

 

クローゼットのドアを開けると、

 

ヒエーッ!

 

飛び出してきたのは、大きな

 

それも顔に向かって飛んできて。

 

泣きそうになりながら、

 

窓を大きく開けて、

 

室内の電気は消して、

 

外に飛んで行ってくれるように祈ります。

 

でも、暗くて、飛んで行ったかどうか分かりません。

 

電気を点けては、天井にたかってないか見て、

 

まだ電気を消しての繰り返し。。。

 

それを何回かやって、

 

また電気を点けようとしたら、

 

ぐにぃ

 

と何かを踏みました。

 

ヒエーッ!

 

と、電気を点けると、さっきの蛾。

 

踏んでしまいました。

 

それでも頑丈な蛾なのか、原型のまま。

 

白っぽくて、蚕のように大きい蛾でした。

 

この蛾を、何とかしなくてはなりません。

 

急いで、アパートの備品の、

 

箒と塵取りを持ってきて、

 

塵取りに掃き入れます。

 

塵取りは、蓋のあるタイプなので、

 

急いで閉めて。

 

外に猛ダッシュ。

 

外で逃がそうと思ったのですが、

 

暗くて、良く分からず。

 

塵取りの中のゴミを全部出しても、

 

どこに行ったか分からない状態で、

 

もしかして、部屋の中に落ちたのかもー。。。

 

と思うと、夜も寝られません。

 

どこに行っちゃったんでしょうね。

 

ゴミに紛れていると良いのですが。。。

 

 

ジャズ好きなんだけど、何を買っていいか、全然わからなーい。

といった人向けに、こういう本が出ています。

 

私のような人には持ってこい、のモノなのですが、

全部買うわけにもいかず、ジャケットがカッコいい!などといった、

違う方面からの評価によって買ったりしています。

 

しかーし、この本は、

70人の個性派ピアニストのお薦めするアルバムを

7つくらいずつ紹介してくれているのですが、

写真は2つずつしか載ってなくて、

文字だけで書かれると、

自分が持っているCDかどうかも分からないのです。

1つ1つ棚から引っ張り出して、確認するのも億劫で。。。

 

ですので、今回この本から買ったのは、

アンドレ・プレヴィン(Andre Previn)の『キング・サイズ』だけ。

このアルバムは、

以前nonkiさんのブログで紹介されたことがあって、

その時から、ジャケットのライオンの絵が可愛くて気になっていたものです。

nonkiさんの評価は、イマイチということでしたが。。。

メルカリで、690円で買いました。

到着するのが、楽しみです。

 

『ジャズ・ピアノ決定盤』70人の個性派ピアニスト

   佐藤秀樹著  株式会社音楽之友

 

 

 

 

 

大江千里が書いた、

47歳からニューヨークの音楽大学に入学した時からの実際のお話。

 

大江千里の音楽って、

大江千里が日本にいた時も聴いたことが無いんだけれども、

今はジャズの人になっているようです。

ジャズCDも、7枚出しているとのこと。

全然知らなかったわぁ。

 

音大に入ってからは、

同級生に『ジャズができてない人がいます』と言われたり、

先生に『千里はこの学校始まって以来の劣等生だ。出ていけ』

と怒鳴られたり。。。

読んでいて、こちらの胃がきゅーっとなる本です。

でも、大江千里は、くらいついてゆく。

どんどんたくましくなっていく大江千里が見られます。

 

『9番目の音を探して』47歳からのニューヨークジャズ留学

大江千里

株式会社KADOKAWA

おはようございます。

 

今の気温19℃。

外は雨。

ちょっと寒いです。

10月下旬並みの気温とか。

 

でも、部屋の空気が動いていないと、

なんだか気持ちが悪くなるので、

扇風機は点けています。

 

10月が終わる頃まで点けているかも。