キャバレーのホステスになった修道女の身も心もボロボロの手紙、上京して主任の毒牙にかかった家出少女が弟に送る手紙など、手紙だけが物語る笑いと哀しみがいっぱいの人生ドラマ。
全編手紙や、公式の書類だけで話が進んでいきます。
内容は、
プロローグ 悪魔
葬送歌
赤い手
ペンフレンド
第三十番善楽寺
隣からの声
鍵
桃
シンデレラの死
玉の輿
里親
泥と雪
エピローグ 人質
どれも一つづつが『おお!』と驚きの最後。
読んでいて、『次の結末はこうなるだろう』
と思っていても良い方に裏切られます。
それに、この本、
ぼーっと読んでいては置いて行かれてしまいます。
私はぼーっとしていたので、2回読みました。
それでも面白い!
是非読んでみてください。
間違いなしです!