12月15日奈良博の横の春日大社参道で若宮おん祭の祭事を準備していた。元の奈良県物産館二の鳥居から中の禰宜道を通って奥山遊歩道へ紅葉よりも落ち葉が。久しぶりに妙見宮に寄った。二年前、コロナ禍直前の初詣に春日大社参道は一方通行の上に超過密状態で、それを避けてここまで来たら誰も居なかつた。今回も相変わらず独占参詣。紅葉は終わっていたが、歓喜天跡から鶯の滝そして若草山頂に寄ってから帰った。歩いて2時間ほどかかる人里離れた所にお百度参りの石がある。そしてこの百度石には明治三七年七月と刻まれている。日露戦争はこの年の二月から翌年九月にかけ、日本兵11万5千とロシア兵4万2千が犠牲になった。ちなみに10年後の第一次大戦では、ロシア兵は170万人が亡くなり革命が起きた。その時、日本人の戦死は300名だった。煙草製造者とあるが、この年からたばこ専売法で製造販売共に政府のものになる。風が強くて早々に退散。