おはようございます。
友の連日の登山の疲れを取るために、長島の湯あみの島に行きました。昼間からお風呂入ってごろごろする所というマイナーなイメージを持っていた私ですが、友のためならしかたない。
 調べてみると、その日の歌謡ショーは三田明ということで、プチラッキー感ありました。少々歳をとったけど、見てみようかな。幕が上がりいよいよ登場。目を二重に整形したので(してないかも)それが残念でたまらなかった若い頃。
 その彼も、先日古希を迎えたということですがとてもそうは見えない。お肌もはりがあって枯れた感じはない。私は最近、首のしわしわ枯れ枯れが超気になってる所なので、古希であの艶やかさを保っている彼を、素直に凄いなぁと感心してしまうのでした。
 1曲目、2曲目、何か接点が欲しくなってきた。そうだ、手を振ったら振り返してくれるかもしれない。肩や顔辺りで振ったぐらいでは埋もれてしまうだろう。今日は、さすがに満席でざっと計算したが700~1000人は入っている。席が空く度に前にちょろちょろと移動。それを2度やって、前から10番目の席を確保してきた。あっ、こっち方面を向いた、今だ!頭上に高々と手を挙げ左右に振った!なんと、あの三田明が私を見て手を振っているではないか!何でこんなに嬉しいんだろう。味をしめた私は、しばらくしてもう一度振ってみた。玉砕。でも諦めたくない、もう一度、なんとかもう一度手を振ってほしい!ショーも終盤、最後の一曲だと彼が言っている。時間がない!タイミングをみる。我ながら凄い集中力だ!今だ!振った!
お~神様!・・・彼はちゃんと私を見てくれていた。2度も! 三田明との距離がぐっと縮まった。こうやって皆ファンになっていくのね。
 中学生の頃、友達は下敷きの中にスターのブロマイドや切り抜いた写真を入れて、夢中になっていた。それを横目で見ていた私は、どうしてあんなに夢中になれるのかが不思議だった。でも何て楽しそうなんだろう。私もそうなりたいと、無理矢理ブルースりーの写真をを入れてみたが、皆みたいに心が踊らなかった。
そんな私が、60歳の私が、今頃・・・どうしたことだ。遅咲きか。それでも夢中になれたひとときは、楽しかった!
三田明さん、ありがとうございました。