仕事、45分の残業。

帰宅してすぐシャワー、

髭を剃り、頭を剃り、

一日のなんやかんやを、

しっかりと洗い落とす。

 

そして、

洗濯機を回し始める。

 

買ってきた鶏胸肉を

2枚ともそぎ切りにして、

半分を冷凍コーナーへ(氷ができない庫内の一郭)。

あと半分を電子レンジで調理している間に、

小松菜を洗って。

 

晩ご飯の鶏胸肉と小松菜を食べ終えたあと、

床の掃き掃除をして、

洗濯物を干した。

 

学生時代は、

乾いた洗濯物を、ハンガーからはずして、

そのまま着たりしていた。

たたんで片付けて、また出すのが、

無駄な作業なように思えていた。

 

けれど最近は、

洗濯物は下手ながらていねいにたたんで片付け、

片付けたものを、また引き出しから出して着る。

 

やっつけ仕事の雑用ではなく、

ていねいに

たたんで片付け、また出すことが、

生活なのだと思うに至った。

 

学生時代は、掃除も、めったにしなかった。

したって、どうせすぐ汚れるし、

たまにまとめてやればいいや、と。

 

けれど今は、

百均の小さなほうきで床を掃くのは、

ほぼ毎晩やっている。

その日の塵やホコリを、

その日のうちに掃き取る。

 

毎日毎日、

同じことを繰り返すのが生活だと、

最近、思う。

 

できるだけていねいに繰り返すことが、

こころを鎮め、整えることになる。

 

この生活は、いつかは終わる。

一つひとつ大事に行い、

平穏な時間を、

平穏に生活したい。