職員研修を終えて

今回は自閉症のお子様がいらっしゃるお母様から、

実際の経験からの貴重なお話を伺うことができました。

様々な悩み、悔しさ、迷いの気持ちと葛藤しながらも

お子さんのために力いっぱいがんばっているお母様の

姿は本当に感動しました。



授かった宝物のようなわが子が

「他の子供たちと違うのではないか?」

「大丈夫なのだろうか?どうして?」

という不安の気持ちを持った段階から、

実際に一歩踏み出して診断を受ける、

セラピーなどをはじめる所まで到達するには

本当に大きな勇気が必要だと思います。



誰もが、「そんなことはない!大丈夫!」と自分に

言い聞かせたくなる気持ちでいっぱいになるのでは

ないかと思います。

今日のお話で改めて学んだのは、

自閉症は特に早期療育が重要だということです。



実際にABA(Applied Behavior Analysis)を用いた訓練を

通して、息子さんの様々なスキルが飛躍的に伸び、

学校での生活や、社会性なども前進することが

できたそうです。



お子さんの成長に不安を抱いている保護者の方が、

葛藤の日々から一歩前進するために、

保育士としても出来ることがたくさんあることを

学びました。



重要なのは、日ごろから保護者の方と強い信頼関係を築く

努力を怠らないということだと思います。

常に相手の立場に立って物を考え、幼稚園で見かける

気がかりな行動をお伝えする際にも、

心からの“おこさんのために一緒に歩みましょう”

という気持ちを伝えていくことが大切なのではないかと

自分なりに感じました。



自閉症(autism spectrum disorder)のお子さんと

一口に言っても、一人一人様々な個性があり、まさに

十人十色の障害だといわれていると大学の授業でよく

耳にしました。

社会では一般的にこれが“普通”だという固定概念から、

偏ったものの見方をすることは少なからず

どんな人も無意識にあるのではないかと思います。

そもそも何が一般的なのか?だれがその一般常識を

つくるのか?そういったことを考えているうちに、

お母様の「個性として受け止める」という言葉が

ずっしりと響いてきたように感じました。

障害の有無に関わらず、これはおかしい、

これは普通という物差しではなく、

どのこどもにも光る個性があり、得意なこと、

不得意なことがあるということを常に認識して

いくことが重要だと思いました。



そしてその得意な部分、光る個性を伸ばす手助けが

できるような教育ができればどんなに素晴らしい

ことでしょう!

幼稚園や学校という所は、勉強するだけではなく、

こども一人一人の可能性を最大限に引き出せるような

教育方法を、常に試行錯誤するべき場所だと思います。



生徒が20人いたら20通りのレッスンプランを考える、

言葉かけから関わり方、全てにおいて、それぞれの

こどもたちにあった指導方法を考えていくことが

本当に理想の教育なのではないかと改めて感じました。




教育の場で働く者としてともう一つ忘れてはならない

事があります。障害を持つお子さんや、そのご家族を

サポートするのは当然の事ですが、障害を持たない

子供たちにも “Diversity”の素晴らしさ、重要さを

伝えていくことが本当にこれからの社会には必要

だと強く感じました。

社会とは様々な人種、文化、宗教、言語、目に見える

身体障害の方、目に見えない障害を持つ方、

バイセクシャルの方など様々な人々が合わさって

成り立っている事、それぞれに素晴らしい個性が

あることなどを日々伝えていくことの重要さを

改めて感じました。



「私とあなたは違うから線を引く」という考えではなく、

「私とあなたは違うから面白い」「もっと教えて」

といった目線で物を考えることの出来るように

こどもたちが成長し、後の社会にその重要さを

伝えてくれればと思います。



普段の保育にも、「皆違って、皆ステキ」という事を

こどもたちに学んでもらえるような機会を作ることが

できるよう努力したいと思います。

最後に、今日お話いただいたお母様の母親としての深い愛情、

たくましさに勇気をいただいた気がします。

子育ては悔しくて泣くことや、不安で眠れない事も

たくさんあるけれど、こどもを育てる中で得る喜びや幸せは、

何にも変えがたいものだと深く感じました。



お話をしてくださっているお母様の様子から、

笑顔のステキな息子さんがお母様に力を与えている

ということが本当に伝わってくるようでした。



障害を持つお子さんを育てながら、

日本人のサポートグループなど幅広く活動されている

お母様ですが、これから同じような悩みを抱えながら

おこさんを育てていくお母様方にとってこんなに

心強いことは無いと思います。

保育の現場でも今日のお話で学んだ事を生かして

いきたいと思います。

貴重なお話を聞く機会を設けていただき

ありがとうございました。



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