こんにちはニコニコ

今回は私にとって、とても役にたった「時間簿」をご紹介します。
*昔、私が愛読してた本はもうamazonで見つかりませんでした。「時間簿」で検索すると、ネットや図書館でいろいろ見つかると思います。



20年前、新生児の娘を育ててるとき、何もしてないのに時間が手にのせた砂のようにこぼれていく気がしました。

赤ちゃんてずーっと寝てるからヒマで自分の時間がたくさんあると思ったのに、昼夜問わず2時間おきにおっぱいで泣くし、家事はたまるし。

心身ともに辛く、その辛さを夫はちっともわかってくれないし夫婦仲も悪くなりました(今に続く笑笑笑)。



そのころ出会ったのが時間簿。
縦軸に時間、横軸に家族の名前、スケジュールを埋めていきます。


赤ちゃんと2人でいる間は赤ちゃんのリズムで生活するので、集中してまとまった家事の時間がとれないことに気づきました。赤ちゃんがやっと寝ても毎回毎回そのときに都合よく自分のやる気スイッチが入って家事できるわけでないし、私ものびのびゆっくりする時間も必要。逆に私が家事したいときに赤ちゃんがぐずって何もできないことがあります。


毎日毎日、そろそろ昼ご飯、そろそろ晩御飯、何にしようかな、買い物いかなきゃ、と時間にとらわれることもストレスと気づきました。


なので、
ブルー音符夫が、まだ家にいる朝6時~7時の間に一日分のごはんをまとめて作っておく。
ブルー音符前日に次の日の献立(朝・昼・晩)を考えて、都合のよい時間に散歩ついでに次の日の分の買い物をする。ことを思いつきました。

この1時間は、夫は抱っこしたりオムツ替えたり私の家事タイムを確保するのに協力してもらいました(朝おっぱいあげてから預けたので、ひどくぐずらなかった)。
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時間の経過とともに家族の予定も変わっていきますが、時間簿で家族の予定が一目でわかります。

子どもたちが中1・小3・年中のときは、土曜日は下の子2人の音楽教室の付き添いで私の外出拘束時間が長かったです。

私が2人の子供たちと音楽教室に行ってる間、夫に翌週1週間分の食材の買い出しを頼みました。
(先週の買い物リストはこんな感じです)


そして時間簿をみると、中1の娘だけが土曜日ヒマなことが判明しました(美術部)。

そこで時間簿をみせて「ねー土曜日さ、お母さん夕方帰ってからごはん作るの大変。土曜日だけ晩御飯つくってくれない?」とお願いしました。娘は「いいよー」と言い、毎週土曜日は2000円渡すと、何を作るか考え、買い物に行き、料理するまでやってくれました(後片づけはお父さん)。
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現在は、毎週土日分は時間簿、翌週の一週間分の献立、買い物リストを作り、土曜の朝11時までに夫に買い物に行ってもらって、11時~14時まで翌週分のごはんの作り置きをしてからAAに行きます。


翌週分の作り置きをはじめたのは、2年前に長男が塾にいきはじめて、私が仕事から18時に帰ってきてすぐにごはんを食べさせて塾に送っていく必要があったからです。今は塾がなくなったけど、平日の仕事帰りに「今日は何にしよう」と悩み、ハラペコで買い物に行ってから作る、が省かれて快適なので続けています(まとめて作るのは最初は大変だったけど慣れました)。


わが家のパターンがベスト!というわけではなく、それぞれのお宅で、時間簿をつけるとそれまで見えなかったものが客観的に見えてくるものがあるかも、と思います。


お母さんはとかくなんでもかんでも自分で抱え込んで全部やってしまいがちなのですが、家族のすき間時間にちょこちょこ頼めることも見つかったり、自分のリラックスできる時間を確保できるかもです。家族も具体的にどうお母さんを手伝えるかわかると嬉しいかもです。
ウインクウインクウインク