題名;『赤』
私は、赤が好きだ。
初めて買った車の色も赤だった。
バックや身近な持ち物にも赤が多かった。
好きな色は何?と聞かれたら、
『赤』って答えるくらい赤が好きだった。
誕生日やお別れ会では、
私のイメージカラーは、赤だからと
『赤い花』をもらうことが多かった。
『赤色』は、私を明るい気持ちにしてくれ、
生きる活力や情熱を与えてくれた。
『赤』は、私が世界を生き抜いていくための戦闘色でもあり、外界からのエネルギーからも、いつも私を守ってくれた。
特に私が
『赤』が好きだったのは、
長く抑圧された(ように感じていた)学生時代を経て、社会人になった頃だった。
『お前は、中国人か!』
って言われるくらい
赤やド派手なピンク色の服を好む時代があった。やたら人の前に立ちたくて、目立ちたくて、なにかを発信したくてたまらなかった。
でも、
そんな私でも赤が苦手な時代があった。
赤みたいな明るい色、私に相応しくない。
そんな風に感じる時代があった。
黒や茶色やグレイのアウターに、
時々迷彩パンツを合わせたりして。
(流行りもあったのだけども。)
どこかの草むらに混じっていても、
見つからないんじゃないかなってくらい地味な服を選んでいた。
その頃の私は、自分が何者か分からず、
ただただ、人目につかない存在でいたかった。
むしろ、消えてしまいたいくらいに。
そして今、
だいぶ私の中での『赤』の時代は終わり
実は今は、『白』が大好きな時代へと移行している。笑
何ものにも染まらない素直でピュアな『白』。
むしろ、色んなものに染まりすぎて、凝り固まってしまった価値観や概念をいっそ全て、消し去りたい。
そんな、消しゴムのような存在の『白』。
『白』の時代。
これから私は、どんな自分を生きていくのだろう。
おわり
↑↑
後から、考えたら。
これ、私のマヤ暦の青→赤→白の順だ。
(すいません。わかる人にしか分かりませんね💦)