レーヨンのちりめんで作った丸ぐけの細紐。
太さは直径5〜7mm です。
紐通しの代わりに小さな安全ピンを使ったのですが、裏返してる途中で安全ピンの針カバーから針が外れると面倒なので
はじめに針カバーをヤットコで少し潰して、針を外れにくくしました。
(ダイソーの日本製の安全ピン)
布は、必要な長さに両端分を7〜10cmほど加え、25mm幅にカットして中表に折り、縫い代5mmぐらいで直線縫い。
太さ5mm×円周率3で紐の布幅15mm、縫い代5mm×2で合計25mmとしました。中に入れる毛糸の本数により、太さや柔らかさが変わります。
ほつれにくい布だったので縫い代のジグザグミシンは省略し、縫い目を小さくして二重にミシンをかけました。縫う長さは、紐の長さに両端分を1〜2cm加えます。
片方の端は5〜7cm縫わずにおきます。
縫わない方の端を細くたたみ
安全ピンをつけ、
安全ピンを紐の内側に入れていきます。
安全ピンの針カバーの部分を左に押すようにして中の布を送ります。
右の内側に入るところで布が詰まりやすいので、こまめにシワを伸ばします。ヤットコで縫い代をつまむと外側の布を右にずらしやすいです。
小さなヤットコはアクセサリーパーツなどの細かい金属部品を曲げる工具です。テコの原理で、先端部分に強い力がかけられるのです。
紐の太さが1センチ以上のものより裏返しにくく、時間がかかるし面倒ですが難しくはないと思います。
裏返したら安全ピンに極太毛糸をつけて中に通します。
途中で紐の布の右端を引き、シワを伸ばします。
毛糸を通したら、端の縫ってない部分は毛糸と一緒に切り落とします。
両端の始末も、先細のヤットコで縁をつまんで中に押し込むと楽でした。あとは適当に縫い閉じます。
しなやかで扱いやすそうな紐ができました。色落ち・色移りには注意ですね。
おまけ
こちらは、W幅のキャンバス地の端切れを使った練習作。織りが粗めで硬さがない生地だから140cmの長さでも裏返せたけど、布の摩擦が強くて、ものすごく面倒だった〜
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作り方