先日16日に、母が息を引き取りました。

ご報告が遅くなってしまいました。


13日の深夜に、いつどうなってもおかしくないと言われ

家族に連絡をして母のそばにいました。

夜は交代でそばについていたのですが、

14日には前日の様子が嘘のように呼吸が安定しました。


そのタイミングで離れて暮らしている祖母も会いに来て、母に声をかけていました。

会話が難しい状態だったのですが、祖母の言葉に「うん」とはっきり返事をしていて、みんなで驚きました。


徐々に呼吸が不安定になり

16日、私と妹がそばについているなか息を引き取りました。


このような言い方が適切かはわかりませんが、

とても理想的な最期だったと思います。

今まで長い間癌と闘ってきた母は、

最後の最後まで頑張ってみんなと会えるように時間を作ってくれたように感じます。



とても強い人でした。

緩和ケア病院に入ると、気持ちが不安定になったりパニックになってしまう方もいると聞いていました。


母は弱音を吐くことなく、周りへの当たりが強くなることもありませんでした。

むしろ、最後に関わる人たちだからと看護師さんへ気遣いをしたり、

自分のことよりも、お見舞いに来てくれる人たちや家族のことを気にしているような人でした。



強い人です。ほんとうに

心から、自慢の母です。


母のいない寂しさはありますが、お疲れ様という気持ちが大きいです。


私が中学生、妹が小学生のときに癌が見つかりました。

母の目標は、娘2人が20歳を超え社会人になるまで頑張ることだったそうです。

見事に達成してくれました。改めてすごいです。


長い間闘病してきて、最後まで周りへの気遣いをしていた母を尊敬しています。


母の娘になれて幸せです。