暖かいような寒いような、
微妙な気温が続きなんとなく疲れ気味です![]()
タイトルとは関係なく、まずは今月の診察結果のご報告を。
頭の方はほとんど変化は見られず、
来月また検査することになりました。
薬が効いていなかったら1か月でもドンと大きくなることもあるようで、
心配性な脳外科の先生はこまめに検査に呼びます。
今の私の状態で一番心配なのは脳転移なので、
定期的に検査してもらえるのはありがたいことですね![]()
続いて呼吸器内科。
CEAは13.1と微増。
造影CTの結果多少動きはあるものの、前回と比べてCEAが増えるような要因は見つからず。
最近背中の痛みが強いことを話すと、PET検査を受けよう!ということになりました。
悪くなっていたら次の治療になるのかなと心配していたのですが、
ブリガチニブが承認されたこともあり、薬価が決まるまでの期間をアレセンサでつないでいきたいという考えで先生と一致しました![]()
PETの結果でよほど悪ければ間に抗がん剤を1クール入れるかもしれないけれど、と少し不吉な話も出ましたが、基本的には新薬が使えるまでアレセンサで行けそうです![]()
とりあえず来週PET検査を受けて、3月早々に結果を聞いてきます。
皆さんがん友っていますか?
私は今はブログで知り合った皆さんしかおらず、
特に患者会で実際にお会いして親しく話せた方を中心にがん友と思っています。
リアルながん友は、数年前に他界した職場の後輩がいました。
私はすでに仕事は辞めていたのですが、同期と後輩と4人で親しく集まっては飲んだりおしゃべりしたりしていた仲間です。
彼女の方が先に胃がんになり、手術で無事に復帰しもうすぐ5年たちますという頃に私が肺がんになりました。
後輩は私以上にショックを受け泣いてくれました。
その後後輩の再発が判明したのです。
もう少しで5年過ぎて寛解!というところだったのに、
彼女は脊椎への転移で、判ってすぐほぼ寝たきりになっていました。
病院に入院中は何度か見舞いに行き、
がんには人参ジュースがいいらしいとか、笑うのがいいらしいなどと話し、
彼女は年末のダウンタウンの笑ってはいけないシリーズが一番笑えると話していました![]()
私はアメトークの運動神経悪い芸人が笑えると教えたのを覚えています。
お互い不安や弱音を話すこともありました。
彼女が退院して自宅に戻ると、病院のように気軽に見舞いには行きづらくなりました。
一家の主婦が寝込んでいるのに家を訪ねたら余計な手間をかけさせてしまうと思っていたのです。
私の治療は、分子標的薬に巡り合い元気に毎日を過ごせていたので、彼女にもそういう日が来るのではと時々近況を報告したり、景色の写真を送ったりしていました。
どうしているかと心配しながらも訪ねることはできませんでした。
そんなある日、彼女から「体中が痛くてイガイガして、落ち着かない。もう死んでしまいたい。」とメールが届きました。
私に何ができるだろう?
なんて言葉を掛けたらよいだろう?
とにかくおしゃべりができるように、体の痛いところをさすってあげることもできるし家にいくよ!
となりましたが、大雨だったり通院があったりしてすぐに行くことはできず、
そのまま彼女からの返信は来なくなりました。
それから約2週間後くらいにやっと会えた彼女は永遠の眠りについていました。
彼女の旦那様からは私には感謝していたと聞かされましたが、
私は本当に彼女の支えになれていたのでしょうか。
彼女が旅立った後は、一人の時たくさん泣きました。
がんになってから一番泣いたと思います。
そして今、彼女の命日近くには、いつも集まっていた仲間で毎年お墓参りに行っています。
ブログで知り合ったがん友さんや
近くにいたがん友を失った辛さは今でも時々思い出します。
今はこうしてブログで自分の気持ちを吐き出すこともできるし、つらい気持ちを知って寄り添ってあげることもできる。
でもどんな言葉が正しいのか、いつも悩みます。
なんだか重い内容になってしまいました![]()
いつもいいねや温かいコメントを下さる皆様には感謝しています。
本当にありがとうございます。