STAY HOMEなゴールデンウィークは

いつもの年とは全く違った毎日ですが、

肺がんが発覚した時の気持ちを思い出すのはいつも通りでした。

肺腺がんステージ4と診断されてから丸8年が過ぎ9年目に突入ですニコ

 

ここでこれまでの経緯を簡単に振り返りますね。

 

2012年3月  ふと思い立って市のがん検診を受診

この検診の前は5年くらい胸部レントゲンを撮ったことがありませんでした。

主人の職場の家族用無料健診は受けていたんですがレントゲンはなく、

この年はなぜか市の検診を申し込まなきゃいけない気持ちになったんです。

4月 要精密検査の結果が届くガーン

結果を記号で表す欄があり、その評価をネットで検索すると

「肺がんであることを否定しない」でした。

 

ああ、私肺がんなんだと、診察を受ける前から思っていました。

そのせいか、先生に宣告を受けた日付を全く記憶していないんです。

GW前に気管支鏡などの必要な検査は全て終わらせ、あとは結果を聞くだけになって過ごしていた毎日。

ちょっとした咳が止まらず、帰省先の実家で親を心配させてしまったのが一番心に残っています。

 

5月 診察の日。

原発のほかに反対側の肺にもぽつぽつと転移していて、リンパにも転移が見られるので手術はできませんと、ステージは3bか4ですと聞きました。

当時唯一承認されていた分子標的薬のイレッサは使えないタイプですと、抗がん剤の治療をしますと、大体そんな内容の話を一人で聞きました。

涙はちょっとだけ流れたと思いますが冷静だったと思います。

 

そして治療開始。

1st カルボプラチン+アリムタ+アバスチン(約1年)

この間にザーコリが承認されALK陽性と判明おーっ!

 

2nd  ザーコリ(1年10ヶ月)

脳転移が増えてきて薬変更

ガンマナイフ3回実施

 

3rd  アレセンサ(約2年)

反対側の肺に再発

 

4th  オプジーボ

5th  ドセタキセル+サイラムザ 

この二つの治療は合わせて1年くらいでしたがあまり効果が見られず、脳転移もあり。ガンマナイフ1回実施

 

6th  ジカディア(約1年)

脳転移が変わらず。ガンマナイフ1回実施

 

7th  ローブレナ(5ヶ月)

 

休薬(10ヶ月)

ガンマナイフ1回実施

 

8th アレセンサリチャレンジ(現在2か月経過)

 

なんだか適当なので年数が合わないですがそこは気にしないでくださいイヒ

こんな感じで、思い返せばそんなにつらい思いをしたことは無いような…、

でも気づけばALKの承認済み薬をオールコンプリート!

悪くなりかけては新しい薬に助けられる、そんな年月でした。

9年目はリチャレンジの薬ですが、まだやれる治療もあることだし未来は明るい!前向きに頑張りますよ~ウシシ

 

 

今はとても元気ですが、あの時がん検診を受けておらず、体調を崩してから病院に行ったとしたら今の私はいなかったのではと思います。

検診って大事ですよねウインク