肺がん治療6年目にして初めて副作用の脱毛を体験しています。

 

今回の抗がん剤を点滴して、ちょうど2週間経ったころ

シャンプー時の抜け毛の多さにビックリガーン

ついに来た‼と、そろそろウィッグ準備しなきゃ!と

慌ててサロンを探しながら、知人のお下がりウィッグを貰いました。

これで済めばラッキーと思いながら被ったお下がりウィッグ、

何だか頭の上にのせてる感が半端ないんです。

 

そうでした。私、頭が大きいのでした。

これから髪が少なくなったらしっかり被れるかもしれませんが、

とりあえずすぐに被れる物が欲しい!

少々高くても、地毛の手入れもしてもらえる近くのサロンに相談に行きました。

 

サロンにはいろいろなタイプのウィッグがありました。

お値段が高くなればなるだけ納得の仕上がりです。

専業主婦の私が、どのくらいの頻度でウィッグを使うのか、

知人は普段は帽子で、安いのを買えば十分と言っていましたが、

子どもの部活応援や学校行事に、なるべく自然に行きたいと思うと多少は高くても…という気持ちも。

悩みながらも、まあまあな値段の物に決めようと頭のサイズを測り始めました。

 

……サロンの方がバタバタ。

「すみません、このタイプではサイズに合うものがありません」

 

結果、予算より少しお高めのウィッグに落ち着きました。

もともとくせ毛の私には、そのウィッグでも違和感はあるのですが、

ひいき目に見れば、可愛く若返った感じですイヒ

元を取るまでしっかり使おうと思います。

 

 

抜け毛の方は、あれよあれよと進み、

2クール目の点滴を待たずしてひな鳥の様な状態です。

私の毛根は弱かったんだなぁと思いながら、

そう言えば父も弟も若ハゲだったことを思い出しました。

薄毛の私は弟にそっくりですねー

 

 

髪の毛って沢山あるんですね。

こんなに抜けた!と思っても毎日毎日まだまだ抜けます。

女ですから、さすがに涙も流れましたがくよくよしても仕方がない‼

治療が終わればまた戻るのですから、

今の状態を楽しみながら乗り切りたいと思います。